AIが健康状態を分析、予測 保健指導サービス「Healthy Lab Coacing」
株式会社M-aidは2023年4月3日、AIのシミュレーションによって、将来の健康状態や生活習慣を改善した場合の効果を可視化する特定保健指導サービス「Healthy Lab Coacing」の提供開始を発表した。
「Healthy Lab Coacing」は、M-aidが企業や健康保険組合向けに開発した健診結果の管理などを行うヘルスケアDXシステム「Healthy Lab」とNECのAI技術を活用した「NEC健康結果予測シミュレーション」との連携により、健診結果のデータ取得からAIによる分析、保険指導、行動変容の促進までを提供するサービス。クラウド型保険指導システムによって、オンラインでの保険指導も行う。
健診結果に基づいたAIによる将来の検査数値の予測と、AIが提案する生活改善提案を実践した場合の将来予測を比較し可視化することで、健診結果に対する理解を高め生活改善意識の向上を図る。
本サービスを2022年4月から先行導入した企業では、導入前と比べて、保健指導の参加率や完了率が1.5倍以上向上したという。
M-aidでは今後も、健康保険組合の保健指導に関して、AIの活用など保険指導のDXを支援することで、健康に向けた行動変容を促すとともに、健康保険組合職員や保険指導員の負担を軽減することで、より効果的な健康施策立案や保健指導の実現に貢献していくとしている。
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