NTTドコモは4月5日、同社の「dアカウント」サービスで「パスキー」を使ったパスワードレス認証の提供を開始した。
専用アプリ不要でパスワードレス認証を利用可能
パスキーはFIDOアライアンスが策定し、アップル、グーグル、マイクロソフトなどがサポートを進めている国際規格だ。
これまでdアカウントでパスワードレス認証を使う場合、専用アプリのインストールが必要だったが、パスキーではそれが不要となり、各端末のブラウザーから設定できるようになる。
また、iOS/iPadOSから利用する場合、一度パスキーの設定を済ませれば、新しい端末で再度設定をやり直す必要はないという。
4月5日現在の対応OSは、iOS/iPadOS 16.3以上またはAndroid 10以上。対応ブラウザーはiOS/iPadOSがSafari、AndroidはChromeだ。
dアカウントへのパスキー導入は、当初4月4日を予定しており、1日遅れての開始となった。NTTドコモは遅れの理由について、品質確認のためとしている。