「North Chalk White」の内部をチェック
ここからは実際に組みながら内部をチェックした。内部デザインはスッキリしており、初めて組む人でもスムーズに組み立てられるだろう。裏面スペースも確保されているので、手こずることなく各種ケーブルを取り回しできるはずだ。
一部のスルーホールにグロメットが備わっていないなど、細かなところで気になる点はあるが組みづらいと感じる点はなかった。
CPUクーラーのデフォルトになりつつある簡易水冷ユニットのラジエーターは、フロントに最大360mmサイズ、トップに最大280mmサイズまで搭載できる。レビューでは、フロントに140mmファン×2基の240mmサイズラジエーター、リアとトップに排気用120mmファンを搭載した。
フロントファンは、フレーム凹部に取り付ける形になる。水冷ラジエーターはケースフレームをファンと挟んで一緒に固定することになるため、取り付けに少し手間取るかもしれない。
ストレージベイは、ボトムの電源ユニットスペースに3.5/2.5インチベイを2基、マザーボード裏面部に2.5インチベイを2基搭載できるブラケットを装備している。
ビデオカードは全長330mmまで
ここでは、フロントに27mm厚ラジエーターを取り付けたが、全長294mmのビデオカードを余裕で搭載できた。拡張スロット部からラジエーターまでは実測で334mmだったので、長さ的にはGeForce RTX 4070 Ti搭載ビデオカードがギリギリ収まるといったところだろう。
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