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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第56回

【鉄板&旬パーツ】天然木フェイスが秀逸なPCケース「North」を触ってみた

2023年03月21日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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「North Chalk White」の内部をチェック

 ここからは実際に組みながら内部をチェックした。内部デザインはスッキリしており、初めて組む人でもスムーズに組み立てられるだろう。裏面スペースも確保されているので、手こずることなく各種ケーブルを取り回しできるはずだ。

 一部のスルーホールにグロメットが備わっていないなど、細かなところで気になる点はあるが組みづらいと感じる点はなかった。

サイドパネルを外した状態。フロント部のパネルも別途取り外せるようになっている。内部スペースは広いので、作業はしやすい

ケーブル取り回し中の一例。フロント側には主要ケーブルをまとめられる面ファスナーを備える

タイラップを固定するフックは多めなので、細かくタイラップで固定していきたい

 CPUクーラーのデフォルトになりつつある簡易水冷ユニットのラジエーターは、フロントに最大360mmサイズ、トップに最大280mmサイズまで搭載できる。レビューでは、フロントに140mmファン×2基の240mmサイズラジエーター、リアとトップに排気用120mmファンを搭載した。

 フロントファンは、フレーム凹部に取り付ける形になる。水冷ラジエーターはケースフレームをファンと挟んで一緒に固定することになるため、取り付けに少し手間取るかもしれない。

フロントに標準装備されている140mmファン×2。凹状ケースフレームに固定するようになっている。幅140mmまでのラジエーターなら、 ラジエーター - ケースフレーム - ファンで取り付けることもできるだろう

簡易水冷ユニットのラジエーター取り付けは、ケースフレームを挟んで固定する

リアファン搭載部。スリット状になっており、ファン取り付け位置を上下にずらすことが可能になっている

 ストレージベイは、ボトムの電源ユニットスペースに3.5/2.5インチベイを2基、マザーボード裏面部に2.5インチベイを2基搭載できるブラケットを装備している。

電源ユニットスペースの前面側に、2基の3.5/2.5インチベイを備える。固定位置の変更も可能だ

3.5/2.5インチベイは、1個のネジで固定されている

2基の2.5インチSSD/HDDを固定できるブラケット

ビデオカードは全長330mmまで

 ここでは、フロントに27mm厚ラジエーターを取り付けたが、全長294mmのビデオカードを余裕で搭載できた。拡張スロット部からラジエーターまでは実測で334mmだったので、長さ的にはGeForce RTX 4070 Ti搭載ビデオカードがギリギリ収まるといったところだろう。

ここでは、カードサイズ294×112×60mmのGeForce RTX 3080 Tiを搭載した

27mm厚ラジエーターをフロントに搭載しても余裕を残している

拡張スロット部から、27mm厚ラジエーター部までの実測値は334mmになった。全長330mm以内のビデオカードを選びたい

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