AIスピーカーが宿泊客の属性で温度や照明など客室環境を自動最適化
宿泊施設向けAIスピーカーを展開するTradFit株式会社は2023年2月15日、宿泊客の属性に応じて室内温度や照明などの客室環境を自動で最適化する基本特許技術「客室スマートコントロール2」を発表した。
宿泊客の属性は宿泊施設のデータベースから宿泊ゲストの属性を取得。宿泊ゲストの属性に合わせて複数の制御モデルの中から適したモデルを選択し、音声、AI、IoT技術を活用して室内温度や照明などの客室環境を最適な状態にする。
ホテルや旅館などの宿泊施設には、年齢や性別、国籍、住所など多様な属性の宿泊客がいる。属性によって好みの室内温度や照明など客室環境は異なるが、「客室スマートコントロール2」によって課題解決を行うとしている。
また、TradFitは「客室スマートコントロール2」の活用により、宿泊客の旅行体験の向上や宿泊施設、病院。介護施設などの人手不足の解消、業務オペレーションの改善を図るという。