国内外300のスタートアップが集う 世界最大規模のシティテックイベント「City-Tech.Tokyo」開催

　東京都は、2023年2月27日と28日に東京国際フォーラム（東京都千代田区）で、持続可能な都市を実現するための世界最大規模のシティテックイベント「City-Tech.Tokyo」を開催する（主催はグローバルイベント2023実行委員会）。

「City-Tech.Tokyo」のホームページ

　東京都では高度なテクノロジーを活用して持続可能な新しい価値を創出する「Sustainable High City Tech Tokyo ＝ SusHi Tech Tokyo」を発信している。今回開催する「City-Tech.Tokyo」は、2月27日から3月1日まで開かれる国際会議「G-NETS Leaders Summit」とともに、「SusHi Tech Tokyo」のプロジェクトとして、持続可能な価値を生み出す、東京から世界に発信するイベントと位置づけられている。

「City-Tech.Tokyo」は、スタートアップとのオープンイノベーションを通じて、持続可能な都市を実現するための、世界最大規模のシティテックイベントだ。

　約300のスタートアップや35国や地域、都市、企業、大学によるブース出展、30ヵ国100都市から延べ1万人の参加を目標に、「インフラ・社会基盤、環境」などの都市課題をテーマについて、多様なアイデアとテクノロジーで新たな都市像を導くための具体的な協業や投資拡大に繋がる場を創出する。また、賞金金額1000万円のピッチコンテストや、日本企業の意思決定層と国内外スタートアップが参加する商談会も開催。スタートアップとのオープンイノベーションで持続可能な社会の実現を目指す。

左：基調講演の紹介ページ、右：ピッチコンテスト「City-Tech Challenge」の紹介ページ（「City-Tech.Tokyo」ホームページから）

　基調講演には、日本企業論の専門家であるウリケ・シェーデ氏や世界的に著名なベンチャーキャピタリストのベン・ホロウィッツ氏、そして世界的建築家の隈研吾氏が登壇予定。持続可能な社会に向け、City-Techによるイノベーションで都市はどう変化するのか、世界的著名人たちが展望を語る。このほかにも国内外のスタートアップや都市などのキーマンが登壇するセッションが20以上予定されている。

「City-Tech Challenge」と題したピッチコンテストも開催される。世界35か国・地域から338社の応募の中から選ばれたセミファイナリスト20社が登壇し、持続可能な社会の実現に向けた最先端の「City-Tech」を披露する。2月27日13:00～17:00にセミファイナルが、2月28日15:30～17:00にファイナルが行われる予定だ。

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