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ゲームも動画も130インチで楽しめるTCLのスマートグラス「NXTWEAR S」はスマホ連動が楽しい

2023年01月31日 11時00分更新

文● ASCII

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スマホをコントローラーとして使える
XRモードがオススメ

 AndroidスマートフォンかつDP出の場合は、「XRモード」での投影が可能。「スクリーン投影モード」と同じくスマートフォンにケーブル接続して、専用アプリを起動すれば「XRモード」の専用画面が表示される。

XRモードでスマートフォンと接続

XRモードで表示している様子

 XRモードではスマートフォンがコントローラーとなり、手に持ったスマートフォンを動かすと、NXTWEAR Sの画面内にあるポインターを動かせるようになっている。またスマートフォンの画面がタッチパッドになっており、ポインターを合わせた部分でタップすると決定や、縦長の画面をスクロールさせることができる。

XRモードでは専用のUIで表示される

XRモード中は、スマートフォンがリモコン替わりとなる

 専用のUIでは、端末内に保存されている写真や動画の視聴が可能。3Dコンテンツの表示にも対応している。また、YouTubeやNetflixといった映像配信サービスやゲームも専用のUIで用意されている。スマートフォンをリモコンとして使える「XRモード」は、ストレスなく操作できた。

 以下の動画は、NXTWEAR Sのデモだ。どのように動画が表示されるのか、参考にしてほしい。

変換アダプターを使えば
Nintendo Switchだって接続できる!

 スマートフォン以外の外部機器も、基本的にはケーブルで接続するだけだ。たとえば、PCでDP出力に対応しているモデルなら、PCのUSB Type-Cポートに接続するだけで、NXTWEAR SにPCの画面を表示できる。キーボードを見ずにタイピングできるユーザーなら、手軽に大画面での作業環境が手に入る。

大画面で作業できるので、作業効率もアップ

 またHDMIでしか出力できない場合も、前述のアダプター「MiraScreen Portable Adapter」や、サードパーティー製のHDMIをUSB Type-Cに変換できるアダプターを使用すれば、NXTWEAR Sで利用可能。

HDMIをUSB Type-Cに変換できるアダプターを使用

 ためしにNintendo SwitchのHDMI出力から変換アダプターを使ってNXTWEAR Sに出力してみたところ、問題なく利用できた。大画面のディスプレーを設置するスペースはないけど、迫力ある映像体験でゲームを楽しみたいというユーザーにはピッタリだ。

Nintendo Switchとアダプターを使って接続

Nintendo Switchも問題なくプレイできた

 ちなみに視力補正用のメガネをかけながらでの使用、いわゆる「メガネ on メガネ」でも一応使用できたが、メガネのサイズによっては本体に干渉してまう可能性がある。そのため、視力補正用の度数調整用パーツも同梱している。レンズは別売なので、メガネ専門店などでレンズを作ってもらう必要はあるが、度数調整用パーツをつければ、普段メガネをつけているユーザーもメガネなしで利用できる。

 専用のキャリーケースも付属しており、持ち運んで使う場合も安心。重量もフロントグラスを除くと82gと軽量なのもポイント。

 NXTWEAR Sは、いつでもどこでも手軽に大画面が楽しめる、新しい時代のためのデバイスと言える製品だ。

自分だけの大画面が手軽に楽しめるガジェットだ

提供:アスク

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