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どんなルールがある? ロールって何?

初めての「オーバーウォッチ 2」を存分に楽しむ方法

2022年12月29日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「オーバーウォッチ 2」

 2022年10月にローンチとなった、基本プレイ無料のチーム制アクションゲーム「オーバーウォッチ 2」。従来作では6人対6人による戦いだったが、本作ではそれぞれ1人ずつ減って5対5になり、よりわかりやすく、遊びやすくなっている。今回は、すでにプレイしたという人もたくさんいるだろうが、まだプレイできていないという人に本作がどういったゲームなのかを紹介しよう。

単なる銃撃戦ではない!
各ロール(役割)に合わせて役目を果たそう!

 前述のとおり、オーバーウォッチ 2は5対5によるチーム制のアクションゲーム。本作をFPSだと思っている人もいるかもしれないが、中には銃を持っていないヒーロー(キャラクター)も存在している。

 本作ではロール(役割)が「タンク」「ダメージ」「サポート」の3つに分かれている。タンクは最前線に立って敵の攻撃から味方を守りつつ戦う役割、ダメージは縦横無尽に駆け回り、敵をどんどん倒していく役割、サポートは後衛から味方が倒されないように回復する役割となっている。

アンランクやランクでは、ロールを決めてからプレイすることになる(ロールキューの場合)。なお、アンランクではロールを選択せずにプレイすることも可能だ

左側からタンク、ダメージ、サポートで分かれている

スキルをチェックして選択するもよし、最初はヒーローの見た目で選んでみるのもありだ

サポートは、タンクやダメージの味方がダメージを負ったら、回復してあげるのが役割。その分、狙われやすいのでタンクの後ろに隠れて敵から守ってもらおう

 タンク、DPS、ヒーラーそれぞれのロールに合わせて選択できるヒーローは限られている。まずは、ざっくりとでいいのでロールにあった動きを意識しながら遊ぶと、より楽しめると思う。

ヒーロー選択はじゃんけんみたいなもの

 また、本作の面白いところは、戦闘中にヒーローを変更できるということ。例えばダメージでいうと、バチバチに撃ち合うヒーローもいれば、離れたところから的確に敵を打ち抜くヒーロー、裏取りをして敵の懐に入り込んで戦うヒーローもいる。サポートでも、回復重視のヒーローと、回復に加えて攻撃も強いけど、前者のヒーローほどの回復量ではないといったような感じだ。そういったさまざまな戦い方ができるヒーローがいるだけに、ヒーロー同士の相性もあるのだ。

ダメージのヒーローで、中・遠距離からの銃撃を得意とする「ソジョーン」

逆に瞬間移動を駆使して敵の懐に飛び込み、近距離での銃撃戦向きの「リーパー」

 そのため、なんだか戦いづらい相手だなと感じたときは、ヒーローを変えてみるのも戦略のうち。ただし、本作では一定時間ごとに使える「アビリティー」と、貯まったら使える「アルティメット」を、それぞれのヒーローが持っている。このうちアルティメットはヒーローを変更するとチャージが30%しか引き継がれないので、注意が必要。もしアルティメットが発動可能なときは、発動してからヒーローを変更したほうがいい。

アルティメットは戦局をひっくり返す可能性があるので、ここぞというときに使おう

 とはいえ、最初はヒーローごとの相性のよしあしはわからないと思う。そのため、初めは前述のようになんとなくやりにくい相手だなと感じたときに、変更するといい。そういった相性をしっかりと知りたい場合は、ウェブ上や動画を探して、学ぶといいかもしれない。

アンランクとランクの基本的なルールは4種類

 続いて、ルールについて紹介しておこう。本作ではさまざまなミニゲームも用意されているが、アンランクやランクマッチで選ばれるのは「コントロール」「エスコート」「ハイブリッド」「プッシュ」の4種類だ。

 コントロールは、マップ上の1ヵ所のエリアを制圧したチームが勝利となる。このエリアに敵を寄せ付けず、味方が滞在することでゲージがたまっていく。より先にゲージを100%貯めたほうのチームが勝利となる。なお、このモードは2本先取になっており、3本取ったほうが勝利となる。

エリアをゲージが100%になるまで確保したチームが勝利になる「コントロール」

 エスコートは、攻撃側は制限時間内に「ペイロード」と呼ばれる車を目的地に到着させること、防衛側は逆に制限時間内にペイロードが目的に到着することを阻止することが目的となる。ペイロードは攻撃側のヒーローが近くにいると進むため、攻撃側はなるべく何人かはペイロードの近くで戦う必要があるのも、本ルールの面白いところだ。

攻撃側はペイロードを目的地に運べたら勝利、防衛側は制限時間内にたどり着かせなかったら勝利。なお、クリスマスシーズンということで、現在はペイロードがソリになっている

 ハイブリッドは、コントロールとエスコートを合わせたようなルールとなる。攻撃側はまずコントロールのように指定のエリアを一定時間占拠する必要がある。占拠できるとペイロードが動き出し、そのあとはエスコートと同じ。防衛側は、制限時間内に攻撃側の目的を達成させなければ勝利となる。

指定のエリアを一定時間占拠すると、ペイロードが動き出す

攻撃側は、目的地までペイロードを運ぼう

 プッシュは、オーバーウォッチ 2から登場した新たなルール。マップの中心にロボットが立っており、制限時間内に相手チームの拠点までこのロボットを運ぶと勝利となるほか、たどり着いていない場合はロボットの移動距離が長いほうが勝利になる。こちらもペイロードと同様、味方がロボットの近くにいることでロボットが歩みを進めるため、いかに敵を近づけずに味方が近くに居続けられるかが重要となる。

ロボットを敵陣地に押し込んでいこう

このスクリーンショットの青い重りを、ロボットが運ぶ距離を競うことになる。なるべくロボットの近くにいて、敵を近づけないようにしよう

まずはダメージでゲームに慣れよう
慣れたらタンクやサポートにも挑戦!

 オーバーウォッチ 2を始めるにあたって、まずはルールやどうやって戦うかがわからないという場合は、まずはダメージのヒーローを選択して戦うといいのではないだろうか。タンクやヒーローは、楽しいロールではあるものの、ダメージと比べるとロールの役割がはっきりとしているため、ダメージのヒーローをプレイしながら、味方のタンクやサポートがどのような動きをしているかをある程度把握したうえで、始めるといいと思う。

 また、ダメージの中でも、結構さまざまなヒーローがいる。個人的に最初にオススメしたいのは、「ソルジャー76」。オーバーウォッチ 2のなかではもっとも王道の撃ち合いができるヒーローで、アビリティを使って自分自身を回復することも可能。ほかのFPSをプレイしてきた人であれば、なおさら扱いやすいヒーローだと感じる。

「ソルジャー76」は、とてもわかりやすいヒーローで、しかもしっかりと強いので、はじめてつかうヒーローとしてオススメしたい

アビリティーで回復できるので、サポートが離れていても戦えるのも魅力だ

年末年始に、オーバーウォッチ 2デビューしよう!

 オーバーウォッチ 2は、カジュアルに楽しむのであれば、そこまでエイムが必要ないと感じるので、FPSをやったことがないけど何で始めればいいかわからないという人にもオススメできるタイトルだと感じる。

 そこから、ロールや立ち回りを覚えていけば、より深くオーバーウォッチ 2にハマって行けるはずだ。年末年始に何かゲームを始めたいという人は、オーバーウォッチ 2をプレイしてみてはいかがだろうか。

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