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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第215回

量子技術集団「QunaSys」注目の理由/オープンAI「チャットGPT」の課題

2022年12月29日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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量子技術集団「QunaSys」が巨大企業から注目される理由

創業からわずか4年。量子コンピューター向けソフトウェアの開発で業界をリードし、名だたる巨大企業から引っ張りだこのスタートアップが、楊天任CEO率いる「キュナシス(QunaSys)」だ。2022年3月にはシリーズBラウンドで12億4000万円の資金を調達し、事業拡大を加速している。社員30人ほどの小さなスタートアップになぜ巨大企業が注目するのか。楊CEOとのインタビューからその理由を探った。

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GPT-4へ試行錯誤続くオープンAI、「チャットGPT」でも残る課題

オープンAIが大規模言語モデル「GPT-3」のスピンオフとして、ユーザーとのやり取りを通して正しい答えを出力できるようになる「チャットGPT」のデモを公開し、話題になっている。従来よりも大きく前進しており、GPT-4への期待も大きいが、依然として課題は多い。

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死にゆくツイッター、「ニッチなコミュニティ」になるか?

イーロン・マスクはツイッター買収後、信頼・安全協議会を解散させ、白人ナショナリストや極右派のアカウントを復活させ、差別用語を使った会話の中心にいる。助けを求める人々を支援するといったかつての役割を、ツイッターはもう果たせないだろう。

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世界初、核融合実験でエネルギー純増を達成=実現可能性示す

ローレンス・リバモア国立研究所は世界で初めて、核融合の実験炉において、投入したエネルギーより多くのエネルギーを産生する「エネルギー純増」の達成を発表した。核融合発電を直ちに実用化する道筋は見えていないが、実現可能性を示す画期的成果である。

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メタバース・ビジネス新展開 25年前に亡くなった 伝説のラッパーが復活ライブ

1997年に亡くなった有名なラッパーのアバターが、メタのホライゾンワールドで復活。現役のラッパーたちとの共演を果たした。関係者が新たなビジネスに期待する一方で、倫理的な問題も懸念される。

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世界最古のDNAの分析に成功、200万年前の生態系が明らかに

デンマークの研究チームは、グリーンランドの凍土からDNAを取り出し、マストドンや魚、植物を含む、200万年前の現地の生態系全体を把握することに成功した。

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アジア系女性にはセクシー画像、人気AIアプリの生成画像にバイアス

AI技術を利用して自撮り写真からさまざまな肖像画を描いてくれるアプリ「レンザ」が人気を集めている。だが、私の写真から生成された画像のおよそ3割はヌードを含む性的な画像だった。

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AIが書いた自然な文章を 見破る方法はあるか?

オープンAIの「GPT-3」の登場によって、AIと人間が書いた文章との見分けがつきにくくなっている。ネット上での誤情報の拡散を防ぐためには両者を見分ける必要があるが、方法はあるのだろうか。

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MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.8 脱炭素イノベーション
量子コンピューターで激変するコンピューティングの最前線を総力特集!

グーグルやIBMなどの巨大テック企業からベンチャーまで、世界的な開発競争が加速する「量子コンピューター」を中心に、コンピューティングの動向を取り上げる。
量子コンピューター関連では、2019年に「量子超越性」の証明を宣言した直後のグーグルCEOの独占インタビューを収録。国内の量子コンピューター研究を牽引する理化学研究所の中村泰信教授へのインタビューでは、日本の量子コンピューターの現状と展望について話を聞く。

また、量子コンピューターの基礎をQ&A形式で噛み砕いて解説するほか、社会実装やビジネス視点での現状についても整理する。 このほか、ポスト・シリコンとして注目されたコンピューティング技術のその後、米国史にコンピューターの進歩が与えた影響、人工知能(AI)登場以降のコンピューティングの変遷などを紹介し、QX(クオンタム・トランスフォーメーション)以降のコンピューティングについて多角的に展望する。

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