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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第212回

AI訓練用データが2026年にも枯渇か/メタの言語AI「ギャラクティカ」3日で公開中止

2022年12月05日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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大規模言語AIにアキレス腱、訓練用データが2026年にも枯渇か

近年、各企業がこぞって開発を進めている大規模言語モデルで、ある問題が指摘されている。同モデルを訓練するために必要な質のよい大量のデータが、早ければ2026年にも枯渇するというのだ。

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メタの言語AI「ギャラクティカ」がたった3日で公開中止になった理由

メタは、科学者を支援する大規模言語モデル「ギャラクティカ(Galactica)」を11月15日に公開した。だが、同モデルが出力する、偏った、誤りのある内容を科学者に指摘され、3日後には公開を中止した。

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メタ、人間のように交渉できるゲームプレイAI「キケロ」を開発

メタは、戦略ボードゲーム「ディプロマシー」で人間のプレイヤーに勝てるAI「キケロ(Cicero)」を開発した。プレイヤー同士の交渉が重要となる同ゲームで人間に勝つAIを作成することは、現実の複雑な問題に対処できるAIを実現する一歩になるかもしれない。

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ブラックホール近傍のコロナの位置や形状を明らかに=理研など

理化学研究所や広島大学などの共同研究チームは、銀河系内にあるブラックホールと恒星の連星系「はくちょう座X-1(Cyg X-1)」の観測から、ブラックホール近傍から放射されるX線がわずかに偏光していることを発見。ブラックホール近傍にある高温のプラズマの位置と形状を明らかにした。

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2027年にマンモス復活、 「脱絶滅」ベンチャーの野望

米国のバイオサイエンス企業のコロッサルは、遺伝子編集技術などを駆使してフクロオオカミやマンモスの復元を目指している。復元担当ディレクターを務めるサラ・オードが、同社の野望について語った。

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テンセントが密かに進める 「手のひら」決済、 QR、顔に続く標準になるか

ウィーチャット・ペイ(WeChat Pay)を展開するテンセントが、中国の一部の都市で掌紋認識を利用した決済の実証実験を進めている。中国ですでに普及しているQRコードや顔認識を利用した決済に続く手段となるか。

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主張:史上最大の気候変動法「インフレ抑制法」に足りないもの

米国の「インフレ抑制法」は、企業の経済的成功と気候変動抑制を結びつけることに成功し、米国の気候変動政策を大きく前進させるものだ。だが、この法案にまだ足りないものがある。

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中国テック事情:スパイぬれ衣の研究者、10年の闘争が残したこと

中国系科学者たちは長らく米国政府の差別的な標的になってきた。和解を勝ち取ったシェリー・チェンの事例は、それに対抗するのがいかに難しいかを示している

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

MITTRが選ぶ、2022年の日本発「U35」イノベーターを発表
MITテクノロジーレビュー[日本版]は、才能ある若きイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的とした世界的なアワード「Innovators Under 35」の日本版「Innovators Under 35 Japan 2022」の受賞者を11月21日に発表しました。

Innovators Under 35 Japan 2022の発表を記念して、受賞者をお披露目するサミットを開催します。本年度の受賞者によるプレゼンテーション、過去受賞者と審査員の方々と編集部によるトークセッションなどのプログラムをご用意しています。また、サミット本編終了後は受賞者との交流の機会も設けています(参加には別途パーティチケットが必要です)。

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