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本日は、ASCII倶楽部の人気記事「世界最大の重機展示会に行ってきた」を紹介します。
世界最大の重機展示会「bauma(バウマ)」を見にドイツのミュンヘンに行ってきた!
その様子をレポートする。
サプライズなことがたくさんあって、とても素敵な長旅だった。
きっかけはケンクラフトのケンさん
baumaを知ったのは、4年ほど前、ケンクラフトという東京神田にある重機模型専門店で重機模型を買った時だった。
ケンクラフトのケンさんが、baumaという世界一の重機展示会があって、そこに毎回行くんだよと楽しそうにお話ししてくださった。
ケンクラフトに一緒に行った友人ぼると、いつかbaumaに一緒に行こう!と約束した。
時は経ち2022年。baumaはコロナ禍で延期になった。
偶然8月に友人ぼるがミュンヘンの近く、オーストリアに引っ越すことになった。延期後のbaumaは、通常の4月でなく10月開催。私は日本から、ぼるはオーストリアから、ミュンヘンで集合してbaumaに行くことにした。
1日目は屋内展示へ
ミュンヘンに到着して2日目からbaumaに到着だったので、1日目はクリスマスマーケットらしき市場をうろうろしていた。
市場でなんとトラクターのお皿を発見!幸先の良いミュンヘンのはじまりだ。
1日目のbaumaがスタート!
今回、bauma会場には計4日間訪れた。
日本の重機メーカーしか知らず、知識もあまりなかった我々が、様々な出会いを経てお気に入り重機を見つけていく過程を記載していく。
CAT(キャタピラー)のバケットと記念写真を撮った。
baumaでは、重機は撮り放題、触り放題、乗り放題である。
このときは大きい!と興奮していたが、この後もっともっと大きいものと出会うことになる。
baumaの会場はもともと飛行場だったという。飛行場だったおかげで地面が強く、巨大重機を搬入しても問題ないそうだ。
一家に一台、コマツのマイクロショベル
まず発見したのはコマツのマイクロショベル。
SNSで話題になっていたので、気になっていた。
一家に一台重機を置いたら、庭が広い人などは便利そうだ。
コンクリートポンプ車で3Dプリンター
次に気になったのはコンクリートポンプ車を利用した3Dプリンターのプロトタイプ。
ここまでの巨大3Dは、写真では見たことあるが実物は見たことがなかったので見られてうれしい。動いていなかったのが残念だ。
しかし次の日に、動いている巨大3Dプリンターを見ることができた。
これは次の記事で記載する。
メルセデスの電動トラックミキサー
メルセデスベンツコーナーを通った。
トラックが展示されていたが、電気のバッテリーで動くトラックミキサのプロトタイプも展示されていた。
重機を動かす屋外デモ
ついに屋内ゾーンを通って、屋外ゾーンへ出た。
まず目に入ったのは、アタッチメントをころころ付け替えるデモだ。
なかなか街中の工事現場の野良重機(街中にいる重機をそう呼んでいる)はアタッチメントの付け替えのシーンまで見せてくれないので、こんなにクイックにアタッチメント交換できるものなのかと驚いた。デモにするくらいなのだからクイックなのがこのメーカーの売りなんだろうけど。
重機のアタッチメントを簡単に付け替えできるやつだ!! pic.twitter.com/78bV7UAENX
— きゅんくん🦕 (@kyun_kun) October 24, 2022
その目の前でやっていたのが、土の山の斜面を走る、重機の機動力を見せるデモ。
筆者は乗り物の中でもオフロードな車が好きだ。重機が好きな理由の一つでもあるので、オフロードを走りこなす重機を見れると嬉しい。
機動力ッ! pic.twitter.com/jYdaanLLEb
— きゅんくん🦕 (@kyun_kun) October 24, 2022
コマツの“ブティック”でお買い物
屋内に戻って、コマツのブティック(そう書いてあった)を拝見。
コマツグッズが充実していて、大興奮してしまった。通常はブティックでなくファンショップと呼ぶらしい。
筆者はダンプのぬいぐるみとホイールローダーのTシャツを購入。
1日目はこれで終了。
baumaの歩き方がよくわからなかったので、会場の広さと構造、ご飯事情を偵察した感じだ。
帰宅した後、重機のぬいぐるみで遊んだ。
2日目は屋外展示へ
bauma2日目!
1日目にコンベンションセンター内のご飯屋さんに入ったら混んでいるし高いしで微妙だったので、お弁当代わりにミュンヘン市内のパン屋さんでパンを2個買って会場へ向かった。
会場内の飲食店に座ってしまうより、歩いて重機を見ながらパンをかじった方が重機を観られてうれしい、という算段だ。
1日目は屋内に時間を使ってしまったので、2日目は屋外メインで周ることにした。
重機が所狭しと並べられていて景色が最高……。
珍しい無人ロードローラー
まず見つけたのはタブレットで操作する無人ロードローラー。
遠隔操作や自動操縦はどこの重機もできるようだが、安全性の観点から無人で動くものは少ないように感じた。
麻雀牌のようにブロックを持つ重機アタッチメント
次に見つけたのは、麻雀牌のようにまだ接着されてないブロックの塊を持つ重機アタッチメントだ。
しかし、これだと四角い塊が集まることになって、本来の意味で全てきちんと組んであるブロック塀にはならないよなーというのが気になった。
麻雀牌みたいにブロックを持ってる pic.twitter.com/B2pi2Nt9y3
— きゅんくん🦕 (@kyun_kun) October 25, 2022
ケンさんとの運命的な出会い
この後、我々は運命的な出会いを果たす。サーフェイスマイナー等を作っているWirtgen(ヴィルトゲン)のあたりをおしゃべりしながら歩いていた時のことだ。
このbaumaを知ったきっかけになった重機専門模型屋さん、ケンクラフトのケンさんと出会うことになったのだ……!
「ケンさん今年も絶対baumaに来てるよね、帰ったらケンクラフトで重機模型買おうね」と言っていた矢先のことだった。
「日本から来てるんですか?」と声をかけられた。
見るからにケンさんだった……!
ケンさんは取材されている最中だったようだが、取材の合間に私たちの重機に関する質問に答えてくださった。
お邪魔にならない程度に、Wirtgen以降も取材に同行することにした。
古い道路を削り取るサーフェイスマイナー
最初に説明してくださったのはサーフェイスマイナー。
古い道路を削り取る重機である。
かっこよすぎる「四角く穴あけ〜る」
次に向かったのは掘削機が得意なBAUER(バウアー)。
私が興味を引かれたのは、(我々の中での)通称「四角く穴あけ~る」だ。
調べたら正式名称は「地中連続壁掘削機」らしい。
丸い刃が2個並んでいることで、四角い穴を開けられるそうだ。
筆者はフライス盤を使うことがあるので、四角く穴をあけるのがいかに面倒か知っている。丸いドリルでは丸い穴しか開けられないのだ。
それができるだなんて、かっこよすぎる。
日本では見られない重機に乗り放題
続きは「世界最大の重機展示会に行ってきた」でお楽しみください。
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