写真の“来歴”データで追える
今回、ニコンはミラーレスカメラ「ニコン Z9」に来歴記録を書き込める機能を搭載した試作機をメディア公開した。これにより、撮影時、どのカメラで誰が撮影したかなどの来歴情報を画像データに付与できるようになる。
例えば、撮影した画像データに対して、Photoshopで加工したのち、クラウドにアップすると、どういったカメラで撮影した画像データと、Adobe Stockにあるどの画像データが合成されたのか、誰のPhotoshopで加工したのかが確認できる、というわけだ。
ニコンの担当者によれば、新聞社によっては、カメラマンから持ち込まれた画像データが本当に正しいものなのか、キチンとチェックしており、そうした作業に時間を取られていることが多いというのだ。
CAIのような仕組みがあれば、持ち込まれた画像データが、誰がどのカメラで撮影したのかを付与情報で確認できるため、確認作業の時間を減らすことができるという。
ニコンとしては、当初はプロ向けのカメラへの対応を検討しているとのことだ。
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