Adobeは10月18日、アメリカ・ロサンゼルスにおいて、クリエイティブの祭典「Adobe Max 2022」を3年ぶりにリアルで開催した。
そのなかで、2019年にAdobeが創設したCAI(Content Authenticity Initiative)に800以上の企業や団体が所属しているとし、カメラメーカーであるニコン、ライカが対応するデジタルカメラを開発していると明らかにした。
そもそも、CAIとはどんな団体なのか。
インターネット上には画像などデジタルコンテンツがあふれているが、実際には様々に加工されたフェイクも数多い。そうしたフェイク画像が真実のように伝えられ、結果として間違ったニュースとして世間に広まることもある。
そうした状況を防ぐため、デジタルコンテンツが誰によって作られ、どういった加工がされたのを確認できるようにしようというのがCAIが発足した理由だ。こうした取り組みはAdobe1社では実現できないため、メディアやIT企業、非政府団体、学術機関などが参加し、コンテンツの信頼性や透明性の向上に向けた議論や技術導入を進めている。
この連載の記事
-
第221回
トピックス
子どものスマホ料金プラン オススメは【専門家が解説】 -
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第218回
トピックス
なぜグーグル「Pixel」はカメラが横並びなのか -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール - この連載の一覧へ