"水"のスモークや壁、波を発動するエージェント
VALORANTの新エージェント「ハーバー」は、敵の侵攻を防ぎ、味方の侵攻をサポートする強力なコントローラーだ!
ライアットゲームズのタクティカルFPS『VALORANT』は、10月19日より「Episode 5 Act III」がスタート。そこで新エージェントの「ハーバー」が実装された。
今回、メディア&インフルエンサー向けの先行体験会に参加できたので、ハーバーのアビリティーを紹介していく。
"水"を駆使して戦況をコントロールする新エージェント
インド沿岸部出身のハーバーは、古代のテクノロジーによって"水"を巧みに操るエージェントだ。ロール(役職)は「コントローラー」で、敵の射線を切ったり、サイト内のエントリーをサポートしたりする、スモーク系のアビリティーを使う。
これまでのコントローラーは"煙"(ブリムストーン、オーメン)や"毒"(ヴァイパー)、"星"(アストラ)だったが、5人目のハーバーは水がテーマ。水で作られたスモークをはじめ、水の壁や波を発生させるのが特徴だ。
ハーバーのアビリティーは「ハイタイド(E)」「コーヴ(Q)」「カスケード(C)」「レコニング(X)」の4種類。ハイタイドとコーヴ、カスケードは通常のアビリティーで、レコニングはアルティメット・アビリティー、つまり必殺技だ。
ハイタイド(E)
ハイタイドは、描いた軌跡上に"水の壁"を発生させるアビリティーだ。「発射」すると前方に、「発射長押し」でクロスヘアの方向に誘導しながら水の軌跡を描くことができる。言うなればカーテンで、ヴァイパーの「トキシックスクリーン」やフェニックスの「ブレイズ」などに似ている。
ただ、このカーテンを通り抜けると一時的に「スロウ」状態になってしまう。VALORANTは飛び出し有利とされているが、スロウが付与されたら飛び出しで勝つ確率は下がるだろう。
攻撃の場合はサイト内へのエントリーに、防衛の場合はエントリーの阻止に役立ちそうだ。さらに別のサイトへ移動する際にも重宝するかもしれない。
コーヴ(Q)
コーヴは水のシールド(スモーク)を発生させるアビリティー。シールドを発生させる球状の水を構え、「発射」で前方に投げるか、「オルト射撃」で軽く放る。このシールド、いわばスモークはコントローラーならではのアビリティーだが、ハーバーのスモークはひと味違う。なぜなら、コーヴは弾を防ぐ効果を持っているからだ。サイトへのエントリー、敵のエントリー阻止、射線を切ることに加え、スパイク(爆弾)解除中の味方を一時的に防衛するといった使い方もできる。
カスケード(C)
カスケードは前方に向かって波を発生させるアビリティーだ。再使用で波の動きを止められる。ハイタイドと同様、こちらも波を通り抜けるとスロウ状態になる。敵の射線を切る、敵のエントリーを阻止する際に使えるだろう。
レコニング(X)
レコニングは、地面に間欠泉のエリアを展開させるアルティメット・アビリティーだ。このエリア内にいる敵は間欠泉から繰り返し攻撃を受ける。この攻撃が当たるとスタン状態になってしまう。
レコニングでサイト内にいる敵をスタン状態にしてからエントリーするのが理想的かもしれない。致命的なダメージを受けるわけではないものの、レコニングを受けたら動きが鈍ってしまうので勝つ確率は低くなる。かなり厄介なエージェントかもしれない。
ハーバーを実際に使ってみて、敵の侵攻を阻止し、味方の侵攻をサポートする強力なエージェントであると感じた。どのアビリティーも強力かつ使いやすいので、コントロールが苦手な人でも扱えるかもしれない。
ハーバーのほかにも、バトルパスや「イオン」スキンなども実装されているので、気になる人はVALORANTをプレイしてみてはいかがだろうか。
© 2020-2021 Riot Games, Inc. RIOT GAMES, VALORANT and any associated logos are trademarks, service marks, and/or registered trademarks of Riot Games, Inc.
ASCII.jpの最新情報を購読しよう