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クラウディオ、AIによる最適な在庫配置を図る「デジタルコラボレーションプランニング」開始

 株式会社クラウディオは2022年10月11日、サプライチェーンに特化したAIによる在庫配置のリコメンドで需給調整業務を支援するデジタルサービス「デジタルコラボレーションプランニング」の提供を開始すると発表した。実績データを分析し、調達から生産、物流、販売の各活動において今後発生する事象を機械学習により予測。在庫管理の最小識別単位であるSKU単位の品揃えをAIがリコメンドし、サプライチェーン全体の最適化を図る。

「デジタルコラボレーションプランニング」は、サプライチェーンに特化した分析モデルを組み込んだアプリケーション「モノリスプランナー(monolith planner)」を軸に、将来予測に基づく在庫品揃えの最適化を図る。

 主なポイントとして、「需要予測」では販売や需要の動向から在庫、生産、発注、調達状況などの情報に加えて、為替や市況、天候情報や統計データなど市場に関する幅広い情報を収集。サプライチェーン全体のパフォーマンスをデータ分析機能により把握し、市況や販促施策など将来の影響要因から、機械学習や統計モデルによる需要の予測を行う。

「在庫品揃えリコメンド」では、商品群での需要計画について、過去の販売傾向や今後の需要動向からシミュレーションを繰り返し、SKU単位での最適な品揃えをAIがリコメンド。これにより、需要動向に基づく在庫の配置や拠点ごとの在庫基準の見直し、新たな取引パターンによる受注処理と発注処理の改善、物流構造の見直しなどを図り、必要な施策の実施に役立つとしている。

「関係者間コラボレーション」の点では、クラウド上で関係者が同じ情報を見ながら認識を共有。サプライチェーン計画を立案し、迅速なアクションへとつなげるための計画ツールを提供する。

 クラウディオは「デジタルコラボレーションプランニング」により「無駄につくらない」、「無駄をもたない」サステナブルな在庫管理の実現を図るとしている。

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