PR TIMES、広報PRが地方企業の悩みを解決する
西日本8エリア別テレビCMを手掛かりに地域PRコミュニティづくりをPR TIMESが推進する
最後にPR TIMES社の山口社長を交えて参加者からの質疑応答が行われた。まず地域企業とコラボしてテレビCMを作った狙いについて質問がなされた。
「これまでにも金融機関や地方自治体、地方の新聞社と業務提携をして、その地域の企業にPRを広めていこうという活動を行っていた。しかしまだまだ地域の方々にPRをご自身の事業に活用していただくというところまで至っていない。
PRがわからない企業の方、自分たちは関係ないと思って活動されている企業の方に一歩踏み出してPRを試してみよう、プレスリリースを出してみようと思っていただくには、その地域で馴染みのある企業に『PR TIMES』のエピソードを交えてCMにご出演頂くのが非常にわかりやすいと思った。
またCMにご出演いただくとともに、勉強会イベントにご登壇いただいたり、地域のコミュニティの核になるようなコンテンツに登場していただくことで、日本全国どんな地域でも会社の規模とか今の知名度とかに関係なく自分の仕事を全国の人に伝えることができると考えてこのような取り組みをさせていただいた」(株式会社PR TIMES 代表取締役社長 山口 拓己氏)
続いてPR TIMES社の今後の目標について質問がなされた。
「今『PR TIMES』をご利用いただいている7万社を2025年度に15万社に増やしたいと思っている。また東京にも『PR TIMES』をご利用いただいていない企業が数多くあるので、そういった方々にもご利用いただきたい。
ゆくゆくはどんな企業でもPRを活用するのが当たり前というふうにしていきたい。また、地方にもそこに暮らす方々のために地域で発刊したりWebで展開したりしているメディアもたくさんある。そういった地域のメディアの方にも『PR TIMES』と業務提携させていただきたい。まだまだ地方のメディアは金融機関と比較すると提携先が限られているので、日本全国に業務提携を拡げていきたい」(株式会社PR TIMES 代表取締役社長 山口 拓己氏)
トークセッション後にはテレビCMにも登場したピーアールタイムズオ君が登場し、場内を沸かせる一幕もあった。ネットを中心に様々なメディアに玉石混交の情報が氾濫している現代において、テクノロジーからライフスタイル、エンタメやビジネスまで幅広い分野で確かな情報を発信する場として、同社サービスの有用性はますます高まっていくと思われる。
日本経済の活性化のためにも地方企業のプレゼンス向上は避けて通れない。「PR TIMES」が作ろうとしている地域PRコミュニティは地方企業の頼もしいパートナーとなるだろう。