Sペンを収納できる「Galaxy Z Fold4」が便利!
本体を開くと7.6型ディスプレーの小型タブレットとして使える「Galaxy Z Fold4」は、そのメインディスプレーでスタイラス「Sペン」を使った手書きが入力が可能です。純正ケースとして販売されている「Standing Cover with Pen」を使えば本体の保護と同時にSペンを収納できますが、ペンの収納部分が背面側にちょっとでっぱってしまいます。このペンケース部分は取り外しできますが、そうなると今度はペンごと紛失してしまう恐れもあります。
Galaxy Z Fold4でSペンを持ち運びたい人向けに、別の形状を採用したケース「araree Samsung Galaxy Z Fold 4用 Sペン収納 ケース Nukin P クリア 透明 カバー」が発売になりました。実はarareeのケースはつい先日別のものを紹介していますが(Galaxy Z Fold4のボディーをしっかり守るアラリーケースをオススメしたい)、その時はSペン対応ケースは発売前でした。今回Sペン収納タイプが登場し、実際に購入してみたらとても使いやすいと感じたので改めて紹介します。
購入したのは東京・原宿にあるサムスン公式ショールーム「Galaxy Harajuku」の地下にあるケース販売コーナーです。なおAmazon.co.jpなどでも販売されているようです。購入価格は3600円でした。
ケースの構造は上側と下部側の2つ。Sペンが収納されるのは上側のパーツとなります。素材は透明な樹脂製です。このまま本体にはめるという簡単な構造なので説明書は不要でしょう。arareeのケースは「Made for Samsung」すなわち公式のお墨付きであり、精度はかなり高く、しっかり装着できました。
ケースをはめてみました。ヒンジ部分はカバーされませんが、四隅をしっかり保護してくれます。背面側はかなりピッタリはまるので落したくらいでは外れそうにありません。
ケースにはSペンFold Editionを装着してみましたが、ゆるくもなくしっかりはまります。なお、SペンFold Editionのペンは黒色ですが、Standing Cover with Penの緑やサンドカラーのペンをつけるのもいいでしょう。できたらカラーのSペンも別売してくれるといいのですけどね。ケースを装着して本体を閉じて持ってみると、横幅は広くなるものの透明素材のため見た目はそれほど大きくなったとは感じられません。
またサイズが大きくなるのは上半分側だけなので、全体が大きくなったという印象もありません。純正のStanding Cover with Penはスリムですが、背面にSペン収納部分が出っ張ります。どちらがいい、とは甲乙つけがたいのですが、のち程説明する理由から筆者はこちらのarareeのケースが気に入りました。
なお、Sペンを収納したところを横から見るとこのような感じです。透明な素材のためペンの収納もきれいに見えます。
本体を開いて持ってみました。左側が出っ張るのでより安定して持てるようになります。繰り返しますが透明素材なので、ぱっと見ても横に大きくなったと感じられません。
底面はUSB端子部分はしっかり開いているのでこのまま充電も問題ありません。
さて筆者がこのケースを気に入ったのは、開いて持った時に保持しやすくなるだけではなく、本体を閉じたときも開きやすくなるからです。Sペン収納部分が出っ張っているため、ここに親指をかけておき、本体の下側に右手を添えて開くとスムーズに開いてくれるのです。
Galaxy Z Fold4を開くとき、ケースの種類によっては指先がすべってやや開きにくくなることもあります。しかしarareeのこのケースなら片方を保持しながら開けられるので、開閉操作がしやすいのです。
ほかにも本体をL字型に開いてフレックスモードで使うとき、ビデオ会議などでカメラ側を上側にして曲げると、ケースなしのときよりこのケースをつけたほうが、広い角度でディスプレーを留めることができます。ペン収納部分がテーブル側に設置しているため、より大きく角度をつけられるというわけです。
筆者はStanding Cover with Penをまっさきに買って「これはいい!」と使っていました。arareeのこのケースは値段もあまり高くないし、試しに使ってみようと思って買ったのです。しかし、今ではこのケースを付けたまま日々Galaxy Z Fold4を使っています。Sペンをあまり使わずスタンド機能を求める人はStanding Cover with Penのほうがいいかもしれませんが、Sペンで日々手書きメモを取る人は、こちらのarareeのケースもぜひ検討してみてください。
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