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T教授の「戦略的衝動買い」 第701回

1988年に発売された「世界標準キーボードの原器」を手に入れた

2022年09月22日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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テンキーを排除しスペースセービングを実現。キートップはIBM PC伝統のオフホワイトとグレーのツートンカラーでまとめられている

最高に気に入っている点は
クリック感のあるキータッチとコンパクトな外観

 5576-003キーボードを最高に気に入っている点は、なんと言ってもクリック感のある確実なキータッチとテンキーなしのコンパクトな外観だ。キー入力時のサウンドは、本体反響ノイズの少ないソリッドなカチカチ音。左ドッグレッグ型のエンターキーのすぐ上には、後退(バックスペース)キー、下側には右シフトとCtrlキーが配置されている。唯一残念なのは、複数の日本語処理キーの増加により左Altキーがないことくらいだろう。

 5576-003のキーボード本体を正面や側面から眺めてみると、これぞ本物と言える「シリンドリカルステップスカルプチャー」キーボードの典型的デザインだ。多くの特徴は、米国のPS/2キーボードから受け継ぎ正統進化したモノだ。米国内では日本国内よりもはるかに少ないとは思うが、省スペースキーボードの需要もある。

代表的なシリンドリカルステップスカルプチャーキーボードだ

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