東京ゲームショウ2022レポート 第37回
Xperia公式生放送 DAY1
ゲーマーグラドル鈴木 咲さんがXperia 1 IVの簡単配信機能にチャレンジ!
2022年09月16日 13時00分更新
リアル開催に戻った東京ゲームショウで
スマホ総研メンバーが勢揃い!
毎年恒例の日本最大規模のゲームの祭典「東京ゲームショウ」(以下TGS)が、ついにリアルの世界にもどってきました! 新型コロナウイルス感染症を鑑みて2019年からオンラインで開催されていましたが、3年ぶりに幕張メッセでの開催です。開催期間は9月15~18日までの4日間。
TGSといえばゲーム、ゲームといえばスマホ、スマホといえばXperiaということで、今回も「Xperia公式生放送 in 東京ゲームショウ2022」を現地からリアルとライブ配信のハイブリッドで盛り上げます。
今回はその1日目、アスキースマホ総研の番組をレポートします。
「勝利に導くゲーミング機能はどこがスゴイ!? Xperia 1 IVをゲーマーグラドルと徹底解説!」と題して、アスキー編集部で四六時中スマホのことばかり考えているアスキースマホ総研のメンバーがXperia 1 IVのゲーミング機能「ゲームエンハンサー」を使って、配信や生実機レビューをお届け。MCはつばさ、出演は、スピーディー末岡とオカモト、そしてゲーマーグラドルの鈴木 咲さん。
発表されたばかりのXperia 1 IV Gaming Editionを
さっそく実機レビュー
最初のコーナーでは、「Xperia 1 IV Gaming Edition」を“ほぼ”日本最速実機レビュー。Xperia 1 IV Gaming Editionは、Xperia 1 IVのSIMフリーモデルとゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」という組み合わせになります。発売日は10月14日でソニーストアでの価格は18万9200円。さらに「PUBG MOBILE」おボイスカードプレゼントという超豪華キャンペーンつきです。
すでにキャリアモデルが先行して発売されている「Xperia 1 IV」ですが、 新しく登場したSIMフリーモデルは、なんとメモリーが16GB、ストレージが512GBへと増強されているのが特徴です。やはりゲーム好きにとっては、大容量ストレージにどんどんゲームアプリをインストールできる余力があるというのはとても魅力です。
そして、Xperiaといえばゲーム機能がスゴイということで、知らない方のためにもわかりやすく解説。Xperia 1と5シリーズの特徴である「ゲームエンハンサー」の進化は、スマホ総研として見逃せない機能が4つ。Xperia単体でライブ配信可能になったこと、視聴者のコメントをオーバーレイで表示できるようになったこと、配信時のレイアウトをカスタマイズが可能になったこと、配信者の声とゲーム音のミキシング機能がついたことなどなど、ゲーム配信をするための機能が充実したのです。
これまで搭載されていたゲーム機能やゲームエンハンサーの神機能も引き続き利用できます。とくに鈴木さんが気になったのは、バッテリーへの充電はせずに本体に直接給電する「HSパワーコントロール」。充電ケーブルを接続していてもゲーム時に使用される電力のみバッテリーを介さずにシステムに給電することで、発熱やバッテリー劣化を抑えるという、まさにゲーマー向けの機能です。発熱を抑えるということはCPUのダウンクロック(スロットリング)も抑えますからパフォーマンスを落とさずにゲームを続けられるわけです。
Xperia 1 IVはゲームに限らずスマホとしてのスペックも最上級です。6.5型 4K(1644x3840ドット)、スマホでは唯一無二のアスペクト比21:9、120Hz駆動に対応したディスプレー、SoCには最高クラスのSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています。メインカメラは3眼すべてに120fpsの高速読み出しセンサーを備えたうえに、フロントカメラも1220万画素の高画質になって自撮りも自然でキレイに撮れように。ほかにはイヤホンジャックや防水防塵など、ゲームに特化した機能をもちながら、カメラやオーディオに力を入れているのはさすがソニーといったところです。
そしてなんといっても、Xperia 1 IVを最強ゲーミングスマホにするゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」に注目。「Xperia Stream for Xperia 1 IV」は、プロeスポーツチーム「SCARZ」との共同開発という気合いの入れようです。取り付けもXperiaを差し込むだけというお手軽さ。
Xperia Streamで一際目を引くのが、4つの端子類。ヘッドセットをつなげればゲームの音を聴けるし、ボイスチャットも使える「イヤホン端子」。フルHD120Hzで出力可能な「HDMI端子」は、ゲームプレイをモニターしたり、キャプチャー機器につなげてPCなどで本格的な配信にも使えます。電波環境により不安定になることがある無線と比べて、安定したプレイが可能な「有線LAN」。給電しながら長時間ゲームプレイできる「充電用USB Type-C端子」。これらがすべてXperia Streamの下側にあるのでケーブルをまとめることもできます。
そして、背面にファンを搭載し、吸気して端末背面に空気を送り込み、ディスプレー面に排出するという流れで端末の両面を冷却するのです。やってることはまさにゲーミングパソコンと同じです! さらにXperia Stream専用のUIも紹介されました。ゲームエンハンサー内でファンの制御ができるのです。オートにすれば本体の温度に合わせて最適な回転数にしてくれますが、マニュアルで最大10200rpmまで上げることもできます。クロックダウンする温度の設定を上げてパフォーマンスを落とさずにプレイできる時間を延ばすサーマルリミットやサーマルブーストといった設定も追加されました。たとえば、ゲーム大会に出るときは、回転数をMAXにして(冷却性能を上げて)おこうといったような使いかたができます。
また、端末の状況がグラフィカルに表示されるようになったので、供給されている電源のワット数やバッテリーかCPUのどっちに給電されているかなどが一目でわかります。
いままでいろんなスマホがありましたが、このXperia Streamの機能については編集部でも「これはヤバイ!」と話題になるほどとか。さて、そのXperia Streamがいかにすごいか? を実際にバッテリーベンチマークで温度を追跡。「PUBG MOBILE」を画質やフレームレートを最高クラスの設定でプレイしている状態で(HSパワーコントロールオン)、Xperia Streamなしの場合は本体温度は40度以上にもなっているのに対して、Xperia Streamを装着した場合は30度ちょっとの安定した温度を推移。「10度も冷やすのはシステム的にとてもに大変なはずなのに……」と、PCの自作経験のある鈴木さんも驚愕です。
低い温度に保てるといことは、高いフレームレートを安定して出し続けられるので、ゲームをするうえでまさに有利です! とオカモト。スピーディ末岡は、実際に「PUBG MOBILE」の設定をほぼ最高の状態(高負荷)でも、快適に長時間プレイできたとベンチマークを測ったときのことをコメントした。
Xperia 5 IVの実機も登場!
国内発売が待たれる
そして先日、グローバル発表されたばかりの「Xperia 5 IV」の実機も登場! Xperia 1 IVと比べると少しコンパクトだが、Xperia 1 IVとほぼ同じゲームエンハンサー機能を備え(ただしファン周りのUIがない)、SoCにはSnapdragon 8 Gen 1を搭載。ディスプレーは6.1型の有機EL(1080×2520ドット)で、アスペクト比21:9、120Hz駆動など。本体デザインは大きくかわり、サイドのフレームがラウンド状からフラットになり、Xperia 1 IVに近いものになった。
現状では「日本を含む」世界各国での発売が予定されているとのことなので、あとは発売日を楽しみに待ちましょう。
ソニーのゲーミングブランド「INZONE」から
有線ヘッドセットの「INZONE H3」をピックアップ
次のコーナーでは「Xperiaと一緒に使いたいデバイスはこれだ!」ということで、ソニーが今年立ち上げたゲーミングブランド「INZONE」のヘッドセット「INZONE H3」の紹介です。
今回のXperiaブースでも、有線接続できるこのヘッドセットがすべてのXperiaと一緒にセットされています。機能としては、ゲーム向けに最適化された立体音響バーチャライザーを搭載して、ステレオミニプラグだけじゃなく、USB接続でも使えることが特徴です。
長時間プレイしていると気になる耳の部分は、クッション性があって付け心地が軽く、手入れもかんたん。ゲーム中にミュートしたいときには、マイク部分を上に向ければミュートになる便利機能もあるそうです。鈴木さんはここで、「ゲームでやられて待っているときに、死体はしゃべっちゃいけないってルールがあっても、これならマイクを上にあげておけばしゃべれる!」「お母さんにお風呂よ!って呼ばれても一瞬でマイクオフにできる!」など、おもしろコメントを連発。
ちなみに、ヘッドセットはほかにもワイヤレスタイプが2種類(最上位モデルはノイズキャンセリング機能付き)あったり、PC向けディスプレーも2モデルが用意されています。
Xperia 1 IV配信機能を使って
実際にPUBG MOBILEの対戦を配信
最後に実際にPUBG MOBILEを、Xperia 1 IV+Xperia Stream+INZONE H3の組み合わせで対戦プレイ。鈴木さんのプレイを配信するのですが、「数タップですぐに配信を始めらるのスゴイ!」と感動しきりでした。配信が一般的になったとはいえ、実際にやろうとするとPCをはじめ様々な機材が必要になることが多いですが、Xperia 1 IVが1台あればすぐにどこでも配信できるのです。
それでは鈴木さんが当日配信したアーカイブを見てもらいましょう。
スマホ総研のオカモトは「今回はTGSということもあって、ゲーム機能にフォーカスをあてたけど、これすらXperia 1 IVの機能の一部で、ほかにもカメラや映像視聴という部分でも総合的にすごく高い性能を持っているマルチなスマートフォンです」と絶賛。そしてスピーディ末岡は「Xperia Streamは、ゲーマーはみんな買ったほうが良い」と断言! 特にフレームが冷え冷えでCPUのスロットリングが起きないし、有線LANを使えば安定して通信対戦ができるのが非常にいい!」と熱く語っていました。
まさにゲームのために生まれた「Xperia 1 IV」と「Xperia Stream for Xperia 1 IV」が、TGSのXperiaブースで実機展示されています。最速で触れるチャンスなので、ぜひ皆さんもTGSの現場で体験してみましょう!
DAY1アーカイブ
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