ゲーミングPC自作はコスパのいいマザーボードを選び、CPUとグラボに予算を回そう
Intel B660チップセット、DDR4採用で価格を抑えたマザーボード、MSI「MAG B660M MORTAR DDR4」
3DMarkはTime Spyが13140、Fire Strikeが28521。こちらも十分なスコアで、たとえばFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークでWQHD、高品質でも9513ポイント、とても快適評価を得られた。
さて、マザーボードのVRM設計やVRMの冷却、マザーボードとしての信頼性をOCCT CPUテストで見てみよう。今回は15分間のテストで室温は27℃。15分間の各部温度上昇は、CPUが29〜57℃、PCHが57〜60℃といった中、MOSFETは41〜47℃といった結果だ。バラック&簡易水冷CPUクーラーでテストしているため、エアフローはほとんどない状態だったがMOSFETの温度は安心できる温度域だった。
価格/性能比がよく、“見た目"もしっかりゲーミング
今回は今選びたいコスパのよい第12世代Core向けマザーボードとしてMAG B660M MORTAR DDR4を紹介してきた。本製品はIntel B660の機能でよい、microATXの拡張性でよいという方向けだが、メインストリームのニーズは満たせるスペックだ。その上で、コストとゲーミングにおける耐久性のバランスをとった電源回路、ゲーマーが求める高速インターフェースを備えている。こうして、Intel B660でも豪華機能の高級マザーボードと比べればお安く、かといって1万円台の安価なマザーボードよりも機能と安心感を高めている。
一方で、黒を基調に、あまりハデな意匠を用いず引き締まった無骨なデザインはたしかにゲーミングマザーボードだ。microATXということでミニタワーがもっともフィットするが、最近よくあるライザーによってビデオカードを垂直配置できるミドルタワーケースとも相性がよいだろう。MAG B660M MORTAR DDR4をベースにコストを抑え、予算をCPUやGPUにつぎ込んだ快適なゲーミングPCを組んでみてはいかがだろうか。
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