グーグルが調べた「若者はネットのデマに強い」は本当か?

インターネットにはさまざまなデマや誤情報が溢れている。グーグルなどによる新たな調査では、Z世代のユーザーは他の世代よりもファクトチェックに長けているというが、他の調査によると、そうとばかりも言えないようだ。
米バイオ業界を知る投資家・キヨイズミ氏に聞くイノベーターの条件

米国在住のエンジェル投資家であり、バイオベンチャー起業家としての経験を持つキヨイズミ・タカシ氏。医師から起業家、投資家としてのキャリアを歩んだキヨイズミ氏に、医学/生物工学の分野におけるテクノロジーとイノベーションの現状と医学ならではの課題、さらに医学分野でのイノベーターの条件について聞いた。
ハンドル握らぬ「運転手」、 ロボタクシー・ドライバー という仕事

大手テック企業や自動車メーカーは完全自律自動車の実用化に向けてしのぎを削っているが、まだ完全な無人自動車は珍しい。中国・バイドゥの自動運転車部門で19カ月にわたってロボタクシーの「ドライバー」として働く男性が、仕事の内容や自身の今後について語った。
ブタのコラーゲンから作った「角膜」で視力が蘇った

スウェーデンの研究チームが、ブタの皮膚から抽出したコラーゲンを使って角膜インプラントを作成し、円錐角膜によって視力を失った患者の視力回復に成功した。人間の角膜を使う場合に比べて、圧倒的な低コストで提供できるという。
幹細胞から人工胚、「最高の臓器プリンター」目指すイスラエル企業

イスラエルの生物学者は、マウスの幹細胞を使って本物そっくりの人工胚を形成し、機械の子宮の中で数日間、成長させることに成功した。同氏が創業者に名を連ねるスタートアップ企業は、ヒトの細胞を使って人工胚を作り、移植用に初期の臓器や組織を採取する構想を持つ。
気候変動対策に4000億ドル、米「インフレ抑制法案」が可決

米国史上最大となる約4000億ドルを気候変動対策に投資するバイデン政権の目玉政策が米連邦議会で可決された。温室効果ガスの大幅な削減に向けた大きな一歩だが、実際にどの程度削減されるかは不透明だ。
死後1時間のブタの臓器が蘇る——イェール大が「脳」に次ぐ新成果

イェール大学の研究チームが、死後1時間経ったブタの臓器の機能を修復することに成功した。現時点でヒトへの応用にはほど遠い状況であり、倫理的な問題も残るが、臓器移植の可能性を将来大きく高めることになるかもしれない。
新型コロナ重症化、「DOCK2」の変異に関連=大規模ゲノム解析

国内の専門家で構成する共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」は、アジアで初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者と健常者との遺伝子型を網羅的に比較する大規模ゲノムワイド関連解析を実施。その結果、免疫機能で重要な役割が知られる「Dedicator of cytokinesis 2(DOCK2)」と呼ばれる遺伝子の領域の遺伝子多型(バリアント)が、65歳以下の非高齢者における重症化リスクと関連性を示すことを解明した。

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