鉄板＆今が旬なパーツを性能検証!! 第51回

【鉄板＆旬パーツ】用途や環境によっては500GBで十分！ WD_BLACK SN770の500GBを試してみた

書き込み速度低下の不安も少ない

　最後はSLCキャッシュの挙動を確認する。ちなみに1TBモデルの「WDS100T3X0E」では、250GBのデータを連続書き込みしても速度低下が見られなかったが、500GBモデルの「WDS500G3X0E」では果たしてどうなるだろうか？

　「HD Tune Pro 5.70」を使って、「WDS500G3X0E」（59GB使用状態）に250GBのデータを連続書き込みすると、150GBを超えたところで書き込み速度が500MB/sec台までダウンした。大幅ダウンだが容量500GBのストレージに150GBのデータを連続書き込みするシーンは少ないだろう。

500GBモデルも安心しておすすめ

　あまりレビューされない容量500GBのWestern Digital「WD_BLACK SN770 NVMe SSD」を触ってみたが、不満のない十分なパフォーマンスで、定番のひとつになっている1TBモデルに見劣りしない高いコストパフォーマンスと言って良い。

　PCIe3.0×4接続になるが500GBで7000円前後となる「WD Blue SN570 NVMe 500GB」と悩むところだが、PCIe4.0環境なら、「WD_BLACK SN770 NVMe SSD 500GB」を選んで損はないはずだ。

【関連サイト】

• Western Digital
• WDS500G3X0E