ゲーム最強の座を狙って投入された「Ryzen 7 5800X3D」を採用

23万円台でRTX 3070! コストを抑えて高解像度/高リフレッシュレートで遊べるFRONTIERのコスパ最強ゲーミングPC

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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高解像度+144Hzや240Hz対応ディスプレーと組み合わせてのゲームプレイが可能!

 FRGAB550/WS57/NTKの外観・内部のチェックに続いて、ゲーミングパソコンでもっとも気になるゲーミング性能をみていこう。性能チェックには、定番ベンチマークの「3DMark」と「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」に加え、人気ゲーム3タイトルを使用した。

 まずはベンチマークの3DMarkからみていこう。ハイエンドクラスのGeForce RTX 3070だけあって、スコアはDirectX 11ベースの「Fire Strike」、DirectX 12ベースの「Time Spy」ともに優秀。テスト中のフレームレートでも、テストの解像度が4Kになる「Fire Strike Ultra」、「Time Spy Extreme」以外であれば、余裕で60fpsを超えていた。

3DMarkの結果

 シングルプレイしやすくなり、オンラインプレイが苦手な人も安心して始められるようになったファイナルファンタジーXIVでもチェックしていこう。公式ベンチマークを最高画質で実行すると、フルHD、WQHD解像度は「非常に快適」指標となる1万5000スコアを軽く超え、平均フレームレートも144Hz駆動のゲーミンディスプレーと組み合わせてのプレイが狙える数値になっている。

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク計測時のフレームレート

 さすがに4K解像度のスコアは1万5000に達しなかったが、平均フレームレートは74.45fpsを記録しているので、敵や味方のエフェクトの描画設定などをカスタマイズすることで、快適にプレイできそうだ。

 実ゲームタイトルを使って、ゲーミング性能を見極めていこう。ゲームタイトルには、ゲーミングパソコン購入理由のトップとなる「Apex Legends」に、定番eスポーツタイトルでライト級のFPSゲーム「レインボーシックス シージ」、先日超大型拡張コンテンツが販売された「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を選んだ。

 いずれも最高画質を選択し、フルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度で、平均(Avg)や、最小(min)、1パーセンタイル点(min1%)といったフレームレートをみていこう。

 1本目はもっとも気になるだろうApex Legendsだ。フレームレートを計測した最高画質でのGPU負荷は、ファイナルファンタジーXIVに近くなっているが、勝つために敵の視認性優先でカスタマイズすると、GPU負荷は下がる傾向にある。ここでは「CapFrameX」を使って、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを記録している。

Apex Legendsの結果

 WQHDは1パーセンタイル点(min1%)が、わずかに144fpsを下回ったが、ゲーミングディスプレーを使った144Hz張り付きプレイを実現できるフレームレートになっている。4K解像度も、最高画質で平均104.8fpsと、画質設定を下げる必要はあるが、120~144Hzでのゲームプレイを十分狙っていけるフレームレートになっている。

 2本目はGPU負荷が軽いレインボーシックス シージをみていこう。フレームレートはゲーム内ベンチマークを利用し、平均(Avg)と最小(min)フレームレートをまとめている。画質は最高のほか、「レンダリングのスケーリング」をデフォルトの「50」から、「100」にした状態でも計測を行なっている。

レインボーシックス シージのゲーム内ベンチマークの結果

 結果は一目瞭然で、4K 100%設定時でも最小120fps、平均142fpsを記録し、4K、50%なら144Hz張り付きプレイが可能な結果になっている。リフレッシュレート240Hz駆動に対応するゲーミングディスプレーと組み合わせても、その性能を存分に発揮できるだろう。

 最後のゲームタイトルは、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」だ。ゲームの「大社跡」をグルッと1周回った際のフレームレートを「CapFrameX」を使って記録。平均フレームレート(Avg)と1パーセンタイル点(min1%)をまとめている。

モンスターハンターライズ:サンブレイクの結果

 発売当初はNintendo Switch向けタイトルだったため、GPU負荷はそこまで高くなく、最高画質となる「高」では、レンダリング解像度が表示解像度の150%に設定される。その状態でも4K解像度での平均フレームレートは75.3fps、1パーセンタイル点65.1fpsと、快適にプレイできる60fpsのラインを超えている。フルHDはもちろん、4Kに次いで高精細表示でゲームを楽しめるWQHD解像度でも、ヌルヌルとした描写でのプレイが可能だ。

 Ryzen 7 5800X3DとGeForce RTX 3070を搭載したFRGAB550/WS57/NTKのゲーミング性能をみてきたが、Apex Legendsや、ファイナルファンタジーXIV、モンスターハンターライズ:サンブレイクなどといった人気のゲームタイトルを、フルHDオーバーの高解像度、高リフレッシュレート駆動でプレイできる性能を発揮。

 144Hz+フルHDと比べると値は張るが、高精細な表示でゲームの世界を楽しめる144Hz+WQHD/4Kや、240Hzのゲーミングディスプレーと組み合わせて、PCゲームを楽しむのにおすすめできる1台になっている。

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