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バカン、参院選で投票所の混雑状況を配信。全国50自治体で導入

期日前・当日投票所の混雑可視化サービスを全国50自治体に提供

 バカンは6月22日、参議院議員選挙に向けて期日前・当日投票所の混雑可視化サービスを全国50自治体に提供すると発表した。

 投票所の混雑情報は、同社が提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」で配信する。アプリのダウンロードや会員登録は不要で、インターネットで確認できる。

 VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧表示できる「VACAN Maps」という機能があり、投票者はこのVACAN MapsにPCやスマホ等でアクセスすることで、投票所の位置や混み具合を確認できる。​混み具合の情報は、投票所の職員などが専用デバイスやインターネット上の管理画面を操作することで更新する。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」の3段階。カメラなどによる画像解析よりも導入コストが低い点がメリットとしている。

 またVACAN Mapsを活用することで、混雑状況だけでなく投票所の場所や投票日といった選挙に関する情報も一括で投票者が確認できるようになり、よりスムーズに投票しやすくなる等の効果も期待できるという。

 埼玉県40自治体、東京都板橋区・北区・練馬区・目黒区、三重県四日市市、石川県加賀市などが本サービスを導入済み。自治体によって、当日投票所の混雑可視化の実施有無は異なる。

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