LIQUID eKYC、本人確認を無人化するAI審査機能を搭載
株式会社Liquidはスマートフォンのカメラを利用する本人確認サービス「LIQUID eKYC」にAI審査機能を追加し、本人確認業務を無人化する新プランを提供を開始した。オンラインによって本人確認を完結する「eKYC(electronic Know Your Customer)」の活用が進むことを見込んでいる。
「LIQUID eKYC」はスマートフォンのカメラを使ってオンラインで本人確認が完結できるサービスだ。今回、新たに追加したAI審査機能により、本人確認書類の読み取り、申請した身元情報と本人確認書類の照合、本人確認書類の有効期限や書類番号の確認、本人確認書類の要配慮個人情報のマスキング処理を自動化。本人確認に必要となる審査業務の無人化が可能となる。「LIQUID eKYC」では過去累計1000万件以上の本人確認を行い、画像処理技術や本人確認書類読み取りのOCR技術の精度を高め、今回の技術開発を実現した。
導入にあたり、サーバー側の追加開発が不要で最短1週間で利用開始可能ができる。また、無人化により、審査に必要な所要時間は最大で10分の1になるとしている。本人確認の法的義務はないが、利用者の本人確認を必要とするシェアリングサービスやマッチングサービスなどCtoCサービス事業者などの需要を見込む。ベーシックプランで初期費用5万5000円、月額基本料3万3000円~となっている。