国道17号と秋葉神社が、私をアキハバラに連れてきた
その標識を見て「なんだ家のあたりから歩いてくればここにたどり着くのか!」と思った。秋葉原のいまやアニメ関連店のほうが多い(?)中央通りと、肉の万世のある外堀通りとの交差点に国道17号の標識が立っている。私の生まれた新潟県長岡市というところには、いわゆる一級国道として8号、17号が走っていたのを思い出したのだ。
国道17号は、上越線とほぼ並走していて三国街道から中山道へ入り目白通りから本郷を経由して秋葉原に出る。目白のオヤジこと田中角栄が、家を出て3回ハンドルを切れば新潟の実家まで帰れるという伝説があったのはこの通りである。
この《国道17号》ともう1つ、秋葉原について私の心の中でひっかかっていたことがあった。1985年に月刊アスキーの編集部に配属されて、仕事で頻繁に出かけることになった《秋葉原》だが、小学生の頃、遠足で《秋葉神社》というところに出かけたのを覚えていたからだ。
長岡市内から、栃尾鉄道(とってつ)というローカルな私電に乗って出かける、いまではジャンボ油揚げで知られるようになった栃尾に秋葉神社はあった(栃尾鉄道は長岡の人は花見のために悠久山へ行くのによく利用していたかわいい電車)。その栃尾の秋葉神社と同じ、秋葉原の「アキバ」という言葉が、私の頭の中でのどにひっかかった魚の小骨のような状態になっていた。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第217回
プログラミング+
Pebble Timeが帰ってきた! -
第216回
プログラミング+
桃井はるこさんの『30周年ってすごくない!?』と、長岡の「人類のミライへ」 -
第215回
プログラミング+
M5Stack Stopwatchで“ポケットチューリング”がサイコーに楽しい -
第214回
プログラミング+
チューリングパターンを遊ぼう! -
第213回
プログラミング+
ナイジェリア鉄道に5ドル払った朝――AIによって新しい種類のバグが誕生しているのではないか -
第212回
プログラミング+
解約したいだけなのに、なぜ立てこもらなければならなかったのか? -
第211回
プログラミング+
メガネは、AIの居場所になるのか -
第210回
プログラミング+
ナポレオン一世とコンピューター -
第209回
プログラミング+
鉄腕アトムー科学+魔法=AI on NVIDIA DGX Sparkが出した答えとは? -
第208回
プログラミング+
“合成音声”はかくも機械的なのに心を揺さぶるのか? -
第207回
プログラミング+
秋葉原は「アキバノハラ」だったのか、「アキハノハラ」だったのか? - この連載の一覧へ












