あらゆる人々のコミュニケーションを快適にしたい
スマートデバイスの高機能化、およびAIや音声認識に関わるテクノロジーの進化に歩調を合わせるように、UDトークは今日まで順調な進化を重ねてきた。
世界がコロナ禍の影響を受ける中で、オンライン環境やスマートデバイスを活用するリモートワークのスタイルが普及した。多くの人々が対面に加えてオンラインによるコミュニケーション手段が広げられたことにより、仕事を快適にこなしたり、離れた家族・友人との対話の機会も増えたと言われている。一方で、オンラインによるコミュニケーションならではの不自由さを日々実感することも多くあるのではないか。
青木氏はUDトークアプリを「障害を持つ方々に限らず、あらゆる人々のコミュニケーションをより快適なものにすることを目指して開発している」と述べている。青木氏がおもしろいと思う機能を加えたり、最新のサービスやデバイスとの連携を実現することにも青木氏はとても積極的だ。
これほどまでに多彩な機能を搭載していながら、無料のアプリとして提供できていることには驚くほかないが、筆者もユーザーとして、これからもUDトークの進化に注目したいと思っている。
筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。
この連載の記事
-
第7回
Apple
アップルCEOティム・クック氏がApp Storeの「日本発アプリ」を体験! 開発者コミュニティの成長に期待 -
第6回
Apple
もうすぐWWDC22、人気アプリのデベロッパーはどこに期待!? 視聴方法も紹介! -
第5回
Apple
iPhone新機能で部屋探し体験を向上「LIFULL HOME’S」が使いやすい理由 -
第3回
Apple
iPhoneで作るみんなのバリアフリーマップ「WheeLog」アプリの挑戦 -
第2回
Apple
世界最大規模のごみ拾いSNS「ピリカ」春のカンまつり開催中 -
第1回
Apple
アプリ経由でリアルに川を掃除!? 「FLOAT」の取組みがおもしろい - この連載の一覧へ