いよいよ、開幕するアップルの世界開発者向け会議「WWDC22(Worldwide Developers Conference)」。注目の基調講演は、日本時間6月7日2:00からスタートする。さまざまな噂や憶測が飛び交い、期待にボルテージも高まるが、各社のデベロッパーたちはどこ注目しているのだろうか? 人気アプリのデベロッパーに話を聞いた。
ARKitのさらなるアップデートに期待
NAVITIMEの「カーナビタイム」は、ほとんど手を使わずに声だけで検索から案内開始までを会話感覚で実施できる「ボイスコントロール」、衝撃を検知して自動で録画する「ドライブレコーダー」など、便利な機能を搭載した多機能カーナビだ。
2020年8月には「Apple CarPlay」のダッシュボード機能に、サードパーティが提供するカーナビアプリケーションとして日本企業では一番最初に対応したのが、「カーナビタイム」である。なんと、iOS12の公開2日後には、リリースしたという。NAVITIMEの開発チームのWWDCに対する関心度の高さがよくわかる逸話だ。
WWDC17発表された「ARKit」も即時に導入、2021年にはAIやARを活用し安全運転を支援するドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」をリリースするなど、従来のスマホナビではアプローチしにくい領域に挑んでいる。ナビタイムジャパン ドライブ事業部の深山将太氏はWWDC22について、「毎年バージョンアップしているARKitのさらなるアップデートに期待してる」と話した。
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