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電源とメモリーは絶対にケチらないのがSTORM流

社長自らパーツにこだわるSTORM。今買いたい価格別オススメPCと購入時のポイントを解説!

文●高橋佑司 編集● ASCII

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 昨今、コロナ禍の影響で“おうち時間”を充実させようと考える人が増えているが、そんな中で注目されている趣味の1つにゲームがある。

 また、昨今はプロゲーマーによるゲーム配信などが増えた影響で、彼らのようなゲーミングPCの環境を用意したいと考える人も増えている。社会人にとっては夏のボーナス、学生にとっては夏休みが近づいてきたこの時期、ゲーミングPCを購入するには絶好の機会だ。

 ゲーミングPCの購入先としては、BTO PCメーカーが注目されているが、日本市場でもBTO PCメーカーは複数あり、どういった基準で製品を選ぶべきなのかは悩ましいところだ。そこで今回は、BTO PCメーカーの1つであるSTORMに、価格別でそれぞれオススメのモデルを伺った。

 また、製品選びのポイントや同社のこだわり、昨今のトレンドなどもインタビューしてみた。ゲーミングPC選びで気を付けるべき部分として、どのような点を見ればいいのか、メーカー目線での意見をお聞きしよう。

左から、販売促進部の矢内氏、王氏、代表取締役社長の池田氏、社長秘書の長嶺氏にお話を伺った

フルHDでライトにゲームを遊ぶ人向け
14万円台でコスパを追求したエントリーモデル


――本日はよろしくお願いします。まず、エントリー向け、ミドル向け、ハイエンド向けで、今回グレード別にチョイスして頂いたモデルを教えてください。

矢内氏:今回は、エントリー向けに「PG-PJ12」、ミドル向けに「PG-DF12T」、ハイエンド向けに「PG-PD12」の3モデルをチョイスしました。

――今回選んだモデルでは、エントリーモデルが14万円台、ミドルモデルが28万円台、ハイエンドモデルが30万円台の構成になっています。このクラス分けは、STORMの中ではどういった基準で選んでいるのでしょうか。

王氏:ビデオカードのランクで分けています。うちではGeForce搭載のビデオカードを使用しており、GeForce RTX 3050などはエントリーで、GeForce RTX 3060~3070 Tiあたりまでをミドル、それ以上はハイエンドと分けて考えています。

――エントリーモデルのPG-PJ12について、こちらを選んだ理由をお聞かせください。

矢内氏:エントリーモデルを選定するにあたっては、とにかくコストパフォーマンスのいいパーツを選定することにこだわりました。その中でも、ガラスサイドパネルでゲーミングPCらしさを出しつつ、通気性も担保できるモデルという面で、このモデルを採用しています。

エントリーモデルのPG-PJ12。なお、標準構成ではMetallicGear製のPCケースを採用しているが、今回はPCケースにNZXTの「H510」を使用している

PG-PJ12の標準構成
CPU インテル「Core i5-12400」
(6コア/12スレッド、最大4.4GHz)
マザーボード B660 Micro-ATX DDR4
メモリー Crucial DDR4-3200 16GB(8GBx×2)
ストレージ 500GB NVMe SSD、PCIe 3.0
ビデオカード GeForce RTX 3050(10GB GDDR6)
電源ユニット 850W(80PLUS GOLD)
PCケース MetallicGear「NEO AIR(MG-NE520A)」
(E-ATX、ミドルタワー)
OS Microsoft「Windows 11 Home 64bit」
標準価格 14万6800円
URL https://www.stormst.com/products/detail/1704

――CPUに採用しているCore i5-12400は、コスパ重視で自作する人に人気の高いモデルですが、第12世代Core i5を採用したモデルの売り上げはやはり高いのでしょうか。

矢内氏:6コア/12スレッドでゲームプレイにも申し分ない性能があるので、Core i5は売れ筋商品です。安い値段でフルHDのゲームを遊ぶには十分なパフォーマンスになっています。

――エントリークラスですと、やはりフルHDでゲームを遊ぶ人というのがターゲットになってきますでしょうか。

矢内氏:そうですね。WQHDやそれ以上の解像度でゲームを遊ぶとなると、もう少し高価なモデルになってきます。

――PG-PJ12は、PCケースのカラーでホワイトを選べるモデルですが、昨今は白ケースの需要は増えていますか?

王氏:やはり最近増えています。黒いPCケースは10年以上前からよく使われていて市場にも多く出回っていますが、白いケースにすると特に若者に人気がありますね。

STORMのみが採用するMSI製ケースで
見た目にもこだわった28万円台のミドルモデル


――次は、ミドル向けのモデルについてお話をお聞かせください。

矢内氏:ミドルモデルに選んだのは、「PG-DF12T」です。こちらはCPUにはCore i7-12700、GPUに RTX 3070 Tiを採用しています。エアフローを意識しつつ、ケースファンとCPUクーラーのファンでLED搭載モデルを採用し、見た目の統一感を持たせたモデルになっています。

ミドルクラスのPG-DF12T

PG-DF12Tの主な構成
CPU インテル「Core i7-12700」
(12コア/20スレッド、最大4.9GHz)
マザーボード MSI「PRO Z690-A WIFI」
(インテルZ690、ATX)
メモリー DDR5-4800、16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD、PCIe 4.0
ビデオカード GeForce RTX 3070 Ti(8GB GDDR6X)
電源ユニット 850W(80PLUS GOLD)
PCケース MSI「MPG GUNGNIR 110R」
(ATX、ミドルタワー)
OS Microsoft「Windows 11 Home 64bit」
価格 28万1800円
URL https://www.stormst.com/products/detail/1640

――ミドルクラスの構成ですと、どのくらいの画質設定でゲームを遊ぶことを想定しているのでしょうか。

矢内氏:ゲームにもよりますが、WQHD解像度で画質設定を高めてもゲームを遊べるくらいを想定しています。

――このモデルで採用しているMSIのPCケース「MPG GUNGNIR 110R」は特徴的なデザインのケースですが、やはりこのケースの製品を選ばれる方は多いですか?

王氏:このケースは国内のBTO PCではSTORMだけが採用しているので、人気は高いです。特にMSIさんの簡易水冷クーラーと合わせて選ばれる方が多いですね。ミドルクラスのユーザーになると、見た目にもこだわる方が増えてきて、統一感を意識した構成にしています。

――ストレージの構成について気になったのですが、エントリーモデルでは500GBのストレージを標準採用しており、ミドルでは1TBになっています。500GBだと少なめかなという印象ですが、増設される方は多いですか?

王氏:エントリーで増設する方はHDDを付ける方が多いですね。最近はゲームの容量が大きくなっているので、ゲームの保存先として安価なHDDをオプションで付ける方は多いです。

矢内氏:また、エントリークラスを選ぶ方だと遊ぶゲームも1つか2つほどであまり多くない場合も多いので、まずは500GBあればと考えて標準構成にしています。対して、ミドル以上のPCではいろんなゲームをしたいという風に考える方も増えてくるので、1TBのものにしています。

――メモリーは、エントリークラスではDDR4、ミドル以上ではDDR5を採用していますね。

王氏:ゲームをプレイするという用途に関していえば、DDR4とDDR5はそれほどパフォーマンスに影響が出ないので、コスパを重視するエントリークラスではDDR4を採用しています。とはいえ、ゲーム以外の総合的なパフォーマンスや将来性を考えて、ミドル以上はDDR5メモリーを採用しました。

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