第70回
5v5のチーム対戦や新ヒーロー、新マップなどをいち早く体験
6v6から5v5になり立ち回りが変わった!新要素満載の『オーバーウォッチ2』第1回PvPベータプレイレポ
一部の既存ヒーローが大幅に仕様変更!
プレイ中、一部の既存ヒーロー(プレイアブルキャラクター)のパッシブおよびアビリティーが大幅に仕様変更されているのも気になった。
筆者がよく使うタンク系ヒーロー「オリーサ」も仕様変更の対象となっていた。前作のオリーサは「バリアを張る固定砲台」といった感じだったが、本作のオリーサは「槍を投げる移動砲台」に様変わりしていた。前作よりもアグレッシブになったように感じられる。目の前で槍を回して敵の攻撃を防いだり、槍を投げて攻撃するなど、オリーサのイメージを覆す進化を遂げていた。新生オリーサを体験した時、筆者の頭にある言葉が浮かんだ。それは、"青天の霹靂"だった。
前作ではダメージのポジションだった「ドゥームフィスト」がタンクのポジションに移行するなど、一部の既存ヒーローに調整が施されていた。この調整がどのような変化をもたらすのか。オーバーウォッチ2のローンチを楽しみにする理由が1つ生まれた。
新ヒーロー「ソジョーン」を試遊
レールガンが扱えればチームの要になるかも
新ヒーローの「ソジョーン」は、レールガンを装備するダメージ系ヒーローだ。レールガンを敵に当てるとエネルギーが充電され、ためたエネルギーで高威力の弾を発射できるといったものだ。そのほか、地面を滑走する「パワー・スライド」、範囲内の敵を補足してダメージを与える「ディスラプター・ショット」、高威力の弾を一定時間発射できる「ギア・アップ」を備える。
軽く触ってみたところ、ソジョーンは立ち回り次第で強靭的な力を発揮するヒーローだと感じた。敵の裏をかいて奇襲をしてもよし、味方の防衛に専念してもよしと、幅広い立ち回りが可能だ。奇襲を得意とするプレイヤーと相性が良いため、今後の試合においてソジョーンはチームの救世主になりうるだろう。
まだベータ段階だが、オーバーウォッチならではの面白さは健在
文字通り、今回のテストはPvP(対戦)がメインとなるため、オーバーウォッチ2に実装される新PvEモード「ヒーローミッション」は体験できなかった。個人的にはこちらも気になるが、今後のベータテストで体験できることを信じて待つしかなさそうだ。
実際にプレイしてみて、グラフィックの質は前作と同様だが、オーバーウォッチの面白さは健在といった印象を受けた。なお、今回のベータテストはすべて開発途中のものなので、今後もアップデートを継続していくという。何はともあれ、5v5のチーム対戦、新ヒーロー、仕様が変わった一部ヒーロー、新たな対戦モードなど、オーバーウォッチ2の魅力をいち早く体験できたのは嬉しい限りだ。……あぁ、早く遊びたいっ!
©2022 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
ASCII.jpの最新情報を購読しよう