日本と韓国では対応すべき周波数の数が違う
有識者会議で、総務省が提出した資料には、韓国とアメリカで売られているスマートフォンが、キャリアの周波数帯にどのように対応しているかという内容のものがあった。
韓国で売られているGalaxy Z Flip 5Gなどは、韓国のキャリアであるSKテレコム、KT、LG Uプラスが提供するすべてのバンドに対応しているのだった。
総務省ならびに有識者の先生方は韓国を理想として、日本でも発売されているスマートフォンをすべてのキャリアの周波数帯に対応させようとしているようだ。
しかし総務省が提出した資料を見ると、韓国では4Gに関しては5つのバンド、5Gに関しては2つのバンドしか存在していない。つまりメーカーは7つのバンドに対応していればいいということになる。
一方、日本の場合は4Gで9つのバンド、5Gで5つのバンドが存在する。つまり日本では14のバンドに対応しないことには、4つのキャリアが持つすべてのバンドに対応できないというわけだ。
さすがに7と14では対応すべき周波数の数に違いがありすぎる。14のバンドを持つ国が7つの国を理想とするのはあまりに現実離れと言わざるを得ない。
そもそもこの問題は、総務省が後先考えずにキャリアに周波数を割り当ててきたしっぺ返しとも言えそうだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第289回
トピックス
なぜahamoは40GBに増量したのか 見えてきたドコモの“本音” -
第288回
トピックス
Galaxy Z Fold8を使ってわかった、“パスポートサイズ”が想像以上に快適なこと -
第287回
トピックス
なぜ? 携帯4社が「Galaxy Z Fold 8」を推す理由 -
第286回
トピックス
「ドコモの銀行」で何が変わる? ポイント最大4.5%還元、金融経済圏のメリットと課題 -
第285回
トピックス
20万円スマホに背を向けた日本勢 シャープとFCNTが選んだ「勝てる市場」 -
第284回
AI
OpenAIやグーグルを使い分ける、“AIのMVNO”が存在感 -
第283回
トピックス
「EUでは使えない」アップルがSiri AIで異例の明言をしたワケ -
第282回
トピックス
グーグルvs.アップル、ブラウザ競争の軸は機能から信頼へ? -
第281回
トピックス
“つながらないドコモ”返上なるか 5G SA無料化で巻き返しへ -
第280回
トピックス
楽天モバイルにとってpovoは“毒リンゴ” ローミング終了後の行方は? -
第279回
トピックス
「ahamoだけ遅い」は誤解──ドコモ値上げに立ちはだかる通信品質問題 - この連載の一覧へ











