このページの本文へ

山根博士の海外モバイル通信 第586回

スマホケースに背面ストラップ! あのGalaxy S22にも対応するカバー

2022年02月17日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ケースそのものを持ちやすくしたシリコンカバーwithストラップ

 サムスン電子の最新スマートフォン「Galaxy S22シリーズ」は日本でどのモデルが発売されるかはまだ発表されていませんが、例年の状況からすると2モデル、または3モデルが登場すると予想されます。そのGalaxy S22シリーズには純正で様々なケースが登場しますが、ちょっと気になる存在なのが背面にストラップを取り付けたシリコンカバー、「Silicone Cover with Strap」です。

Galaxy S22用の「Galaxy S22 Silicone Cover with Strap」

 スマートフォンに装着するストラップは、日本では手首にかけるヒモ状のものを思い浮かべるでしょう。しかし最近のスマートフォンはサイズが大きく重量も増しており、ぶら下げるタイプのストラップは切れてしまい、本体を落下させてしまう恐れもあります。そこでサムスンが提唱しているのがカバー背面に取り付けるタイプのストラップです。スマートフォンの背面リング同様に、本体を使用中に誤って落としてしまうことを防いでくれます。

 実はこのストラップ付きカバーが最初に登場したのは縦折り式スマートフォン「Galaxy Z Flip3 5G」が最初。日本でも3色のケースが販売されています。

Galaxy Z Flip3 5G Silicone Cover with Strapは日本でも3色が販売中

 単調になりがちなスマートフォンの背面に、大胆な大きさの文字が書かれた太いストラップは遠くから見ても目立ちます。海外では1月に発売になった「Galaxy S21 FE 5G」にもこのストラップカバーが登場しています。

こちらはGalaxy S21 FE 5G用の2色

 さてこれらのストラップカバーですが、カバーの色は好きだけどストラップはほかの色にしたい、と思う人もいるかもしれません。あるいはせっかく目立つストラップなのだから、キャラクターやデザインが描かれたものが欲しい人もいるでしょう。そこでサムスンはこのストラップカバーのストラップ部分のみの別売も始めました。価格はアメリカで17.99ドル(約2100円)。ストラップの幅はGalaxy S22シリーズ3機種、Galaxy Z Flip3 5G、Galaxy S21 FE 5Gいずれも同じなので、この交換ストラップはこれらすべてのシリコンカバーで交換・装着可能です。

海外で販売中のストラップカバー用の交換ストラップ

 たとえば黒無地のストラップに交換すると、かなり落ち着いたイメージになります。ストラップはスマートフォン本体を保持しやすくするだけではなく、カバーそのもののイメージを大きく変えることもできるわけです。

ストラップを交換するとイメージは大きく異なって見える

 サムスンは様々な種類の交換ストラップを国ごとに販売しており、サムスンの各国のウェブページを訪問するとその国限定のものが見つかったりします。キャラクターものなどは版権もあるので、もしかすると販売国が限定されるのかもしれません。

キャラクターものやブランドものなど様々な交換ストラップが販売されている

 またこのストラップカバーはストラップの端の部分にネックストラップなども装着できます。首や手首からぶら下げたい人はここに別のストラップを取り付ければいいわけです。サムスンも一部の交換ストラップにネックストラップをセットにしたキャラクター品を販売しています。

The Simpsonsの交換ストラップにはネックストラップも付属

 この手のアクセサリー類はiPhone用ならシリーズものとしていろいろなものが出てきます。サムスンは合計5機種のシリコンカバーのストラップを同じサイズにすることで、より多くのユーザーにカバーのストラップを交換する楽しみを提供しようとしているのでしょう。日本でもオリジナルのキャラクターやブランドコラボストラップを出してほしいですね。

山根博士のオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン