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「Iconic Nature Collection」

ザ・シチズン、“借景窓と四季”テーマの高精度エコ・ドライブ限定モデル

2022年01月31日 15時40分更新

文● ASCII

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ザ・シチズン「Iconic Nature Collection」

 シチズン時計は1月31日、「The CITIZEN(ザ・シチズン)」ブランドから、年差±5秒の高精度光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載し、文字盤に土佐和紙を使用した数量限定モデル「Iconic Nature Collection」4モデルを発表した。価格は38万5000円で、世界限定各250本。2月24日より順次発売予定(価格・発売日ともに予定)。

「息吹(いぶき)」(AQ4100-06W)

「紺碧(こんぺき)」(AQ4100-14L)

 本モデルは、借景窓から切り取ったような四季の情景を表現した和紙文字板を採用している。2月発売予定の2モデルは、世界で最も薄い和紙と言われる「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」を用いた文字板表現が特長。窓で切り取った春の情景をイメージした「息吹(いぶき)」(AQ4100-06W)は、萌え出る新緑をコントラストの強いグリーンのグラデーション、夏の情景をイメージした「紺碧(こんぺき)」(AQ4100-14L)は、窓から眺める夏空と海、湧き上がる雲の溶け合うさまを淡いグラデーションで表現している。

「綾錦(あやにしき)」(AQ4102-01X)

「静寂(しじま)」(AQ4100-22E)

 8月発売予定の「綾錦(あやにしき)」(AQ4102-01X)と「静寂(しじま)」(AQ4100-22E)も、それぞれ借景窓から臨む秋と冬の情景をイメージしている。和紙に漉きこまれた長い繊維が、雲の中を翔ける龍の様な模様をもつ土佐和紙「雲龍紙」を文字板に採用。色の濃淡に、雲龍紙独特の繊維がアクセントになっている。

 ケースはスーパーチタニウム製。文字板やりゅうず、裏ぶたにはザ・シチズンのシンボルである「イーグルマーク」を配している。バンドにはサステナブルな時計づくりの一環として、LWG(レザーワーキンググループ)認証を受けたタンナー(製革業者)で生産されたワニ革を使用している。

 いずれのモデルも、定期的な電池交換が不要の光発電エコ・ドライブで、年差±5秒という高精度のムーブメントを搭載。2100年2月28日までうるう年などの月末カレンダー修正が不要なパーぺチュアルカレンダーを搭載するほか、強い衝撃などによる針ズレから守る独自の衝撃検知や、針自動補正、0時ジャストカレンダー更新、10気圧防水、耐磁1種などの機能を備える。ケース径は38.3mm、厚みは12.2mm(ともに設計値)。

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