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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第188回

EVタクシーから移動販売車まで! 日産のはたらくクルマを一挙公開!

2022年01月05日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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 日産というと「NISSAN GT-R」や「リーフ」、最近では「NOTE e-POWER」や「AURA e-POWER」といった乗用車を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、商用車も活躍しています。今回はそんな「はたらくクルマ」をご紹介しましょう。

 日産は2019年から、社会や人々の生活をサポートする車両を集めて紹介する「#日産あんばさだー はたらくクルマ」という取材会を実施しています。日産の担当者によると3回目となる今回は「商用車でなくてもお仕事で日産車を活用してくださっている方も大勢います。クルマを社会のために活用されている方々の存在があるからこそ、我々が世にクルマを送り出せると思っています。この場では、仕事に対してクルマを活用されてらっしゃる方に集まっていただきました」ということなので、ご紹介しましょう。

東京消防庁 広報車(エクストレイル)

 まずは東京消防庁のエクストレイルから。広報車って何をするの? というと、その名のとおりイベントなどでの広報活動がメイン。ですが、大規模な火災や災害時などの際に、現場の映像や画像を記録するという事もされているのだとか。

 ボディーカラーは赤ではなく「朱色」。外観で異なるのはサイレンが付いていることくらいで、室内も基本的には市販車と同じ。ただし専用の無線機だったり、タブレットなどが取り付けられています。このタブレットは消防活動に必要な消防水利(水栓)の場所をマップ上に表示するもので、消防車両に搭載されているGPSからどの車両がどこの消防水利を使っているかが把握できるようになっています。ちなみにパワートレインは市販車と同一とのことでした。

厚木市立病院 災害派遣医療チーム「DMAT」
移動用車両(エクストレイル)

 神奈川県にある厚木市立病院に所属する災害派遣医療チーム「DMAT」が、現場への移動に使用するエクストレイル。DMATとは大規模災害などが発生した際に、現場に急行して救命活動を行なうような機動性を持った医療チームのこと。今まで使っていた移動用車両が老朽化したので入れ替えたかったのですが、予算的に難しかったのでクラウドファンディングで資金調達をして導入した車両なのだとか。

 カラーリングは厚木市立病院がある地域に日産テクニカルセンターがあった縁から、在籍デザイナーが車両カラーリングを施したもの。子供たちからは「ウルトラ警備隊の車両みたい」ということで好評なのだそうです。ちなみに車内はフルノーマルでした。

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