DATAFLUCT、AIアシスタントと対話をしながらデータを深堀りできるBIツール「Thryving」提供開始
DATAFLUCTは11月26日、AIアシスタントと対話をしながらデータの中から示唆を得て深堀りできる、組織のデータドリブン化を推進するBIツール「Thryving(スライビング)」の提供を開始した。
近年、より効果的な企業活動に取り組むため、自社の持つデータや外部データの分析結果を有効活用する「データドリブン組織」を推進する企業も増加している。データドリブン組織を目指す上での大きな課題は社内の「データ分析人材の不足」であり、人材がいない組織では膨大なデータの管理やデータ同士を効果的に組み合わせた分析、示唆を得やすい形式でのデータの可視化と掘り下げなどに取り組むのは困難という。
Thryvingは、AIアシスタントと対話しながら、課題の発見・仮説検証ができる。「業績が伸び悩んでいる理由」や「売上拡大施策」「KPIに対する進捗度」といったデータを、AIアシスタントとの対話を通じて分析する。
例えばThryvingの検索窓に「売上」「商品」「トップ」「10」といったキーワードを入力するだけで、取り扱い商品の売上トップ10を示すグラフが自動生成されるなど、企業内外にある膨大なデータの中から必要なデータを瞬時に検索し、最適なチャートで可視化する。また「売上が昨年比で15%上昇している」や「商品を購入した層の年代・性別・興味関心」のような読み取るべき示唆のほか、ドリルダウンで分析すべき項目をAIアシスタントが自動で明示する。
使用にあたって特別な専門知識や技術は必要なく、使用方法を学習する時間やダッシュボードを構築する時間も大幅に削減して誰でもデータを利活用できるようになるとしている。