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超パワーなM1 Pro/M1 Max搭載のMacBook Pro登場 新型AirPodsも! 第18回

モンスターマシン! 新MacBook Proのエンタメ性能を徹底解剖

2021年10月30日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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3.5mmヘッドホンジャックからの出力により、ハイインピーダンス仕様のHi-Fiヘッドホンも力強く再生できる

MacBook Proと高音質ヘッドホンだけでハイレゾ再生を楽しむ方法

 新しいMacBook Proは16インチ、14インチのモデルがともに最大96kHz/32bit対応のハイレゾ再生に対応するハードウェアDACを内蔵する。Apple Musicのハイレゾロスレスコンテンツには最大192kHz/24bitまでの高音質コンテンツが揃っているが、外部USBオーディオ機器を使わなくても96kHzまでならMacBook Pro単体で内蔵スピーカー、もしくは3.5ミリヘッドホン出力を使って有線タイプのヘッドホン・イヤホンで高品位に聴ける。

 3.5mmヘッドホンジャックには直流電流検出と適応型電圧出力の機能を加えた。これによりヘッドホンジャックに接続されたヘッドホンのインピーダンス(電気抵抗値)が自動検出できるようになった。インピーダンスが150Ω未満のヘッドホン・イヤホンは1.25Vrms、150Ω以上の場合は3Vrmsの最大電圧を設定して、それぞれ接続されているヘッドホン・イヤホンを最適なパワーでドライブする。

 特に150Ωを超えるインピーダンスの高いHi-FiクラスのヘッドホンをMacBook Proに接続した時にも、心地よい音量で鳴らせるようになったことが心強い。筆者が所有するインピーダンス300Ωのゼンハイザー「HD 820」でApple Musicのハイレゾロスレス音源を再生してみた。このヘッドホンを十分なエネルギーで駆動できると、今まで「聴こえていなかった音楽」までが浮かび上がってくるようなリスニング体験が得られる。ボーカルの繊細なニュアンスの変化、深く沈み込む分厚い低音など、Apple Musicのハイレゾロスレス再生の旨みを存分に味わった。

 ヘッドホンの実力をもっと限界まで引き出すためには、よりパワフルな外部USB接続のDAC内蔵ヘッドホンアンプを使う手も有効だが、MacBook Proのポータビリティを活かして身軽にハイレゾが楽しめるメリットは大きい。音楽制作の現場では、録音したトラックのモニタリングもMacBook Proと信頼の置けるヘッドホンの組み合わせだけでできるようになる。このフットワークの軽さは他に代えがたい戦力になる。

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