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超パワーなM1 Pro/M1 Max搭載のMacBook Pro登場 新型AirPodsも! 第18回

モンスターマシン! 新MacBook Proのエンタメ性能を徹底解剖

2021年10月30日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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ディスプレイのトップに配置した切り欠きに1080p FaceTime HDカメラなどが搭載されている

ディスプレイの“ノッチ”を攻略。ProMotionテクノロジーのメリットとは

 新しいMacBook ProのLiquid Retina XDRディスプレイは1000ニトの持続輝度を常時実現している。デジタルカメラで撮影した写真などをHDR非対応のコンテンツを表示してみても、また自然な色合い、ダイナミックな明暗を描き分ける余裕が感じられる。

 ディスプレイの縁は、先代の機種と比べて幅を最大60%狭くして画面占有率を広げた。普段はメニューバーを表示する画面トップのエリアは、中央部分に1080p FaceTime HDカメラなどを搭載するエリアを切り欠いた。写真や動画をフルスクリーン表示にした際に違和感がないか気になったが、Apple TVの映画やドラマはコンテンツの上下に広く黒オビが表示される。写真を拡大表示してみると、メニューバーの横一列エリアはすべてブラックアウトしたままになる。つまり切り欠きを気にすることなく視聴できる。

写真を拡大表示。トップのメニューバーのエリアはブラックアウトしたままなので、写真が切り欠きかかることはない

 iPad ProやiPhone 13 Proが搭載する、最大120Hzの可変リフレッシュレート表示に対応する「ProMotionテクノロジー」が新しいMacBook Proにも搭載された。システム環境設定から「ディスプレイ」を選択すると、右側リフレッシュレートのポップアップメニューからProMotionが選べる。滑らかな動画表示を実現するProMotionは、ウェブサイトのスクロール表示の鮮鋭感を高めてくれる。ニュース系のサイトなどをSafariで表示して素速くスクロールしても文字がにじまず、目にやさしい感じがする。画面表示が固定されている間はリフレッシュレートを下げて駆動時に消費する電力を抑える。ProMotionテクノロジーは基本オンで使っていいと思う。

ディスプレイ設定から「ProMotion」を選択。120Hzの可変リフレッシュレート表示に切り替わる

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