超パワーなM1 Pro/M1 Max搭載のMacBook Pro登場 新型AirPodsも! 第18回
モンスターマシン! 新MacBook Proのエンタメ性能を徹底解剖
2021年10月30日 12時00分更新
アップルが新しいMacBook Proを発売した。HDR動画の表示に対応するSuper Retina XDRディスプレイ、合計6基のスピーカーユニットにより構成されるパワフルなオーディオシステムなど、オーディオ・ビジュアル目線からも見どころ満載なモンスターマシンの“エンターテインメント性能”にスポットライトを当ててレポートする。
MacBook Proを買って幸せになるのはプロのクリエイターだけじゃない
とてもハイスペックなノートPCであるMacBook Proは、型番に「Pro」が付くことからもプロのクリエイターやアーティストのためのマシンと思われがちだ。でも実際のところはそうでもなく、筆者のまわりには動画を見たり、デスクトップで楽しむ音楽リスニングの母艦として画質・音質に優れるMacBook Proを活用するユーザーも多くいる。
最新のMacBook Proは16インチと14インチの2サイズ展開だ。アップルが独自に設計したApple Siliconを強化した「M1 Pro」チップか、または16インチのモデルはその上位の「M1 Max」チップを載せたモデルが選べる。今回筆者が試す機会を得たのはM1 Maxを載せた16インチのMacBook Pro。ストレージは2TB SSD、メインメモリは64GBユニファイドメモリにカスタマイズしたマシンだ。
MacBook Proはオプションとして提供される様々なカスタム仕様を加えると、確かに高価なマシンになる。でもベースラインの価格に注目すると、14インチのモデルは23万9800円、16インチのモデルは29万9800円と手が届く距離まで近づいてくる。それでもM1チップを載せた13.3インチのMacBook ProやMacBook Airに比べると安くはない買い物だが、以下に紹介する新MacBook ProがエンターテインメントPCとして優秀なポイントを知れば、多くの方々に興味を持ってもらえるはずだ。

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