このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第316回
「motorola edge 20」と 「motorola edge 20 fusion」はどっちが買いかを徹底検証
2021年10月31日 12時00分更新
モトローラ・モビリティ・ジャパンはAndroidスマートフォン「motorola edge 20」と「motorola edge 20 fusion」を10月20日に発売した。motorola edgeシリーズは同社のミドルハイレンジに位置づけられる端末。そのなかでも「motorola edge 20 fusion」はよりコスパを重視し、「motorola edge 20」はスペックを充実させた上位モデルとして仕上げられている。今回両機種の実機を借用したので、両者のスペックを比較しつつ、どちらのモデルを購入すべきかの判断材料を提供していこう。
高機能&薄型の「motorola edge 20」
バランス重視の「motorola edge 20 fusion」
「motorola edge 20 fusion」はOSがAndroid 11、SoCにMediaTekのDimensity 800U(オクタコア)を採用。メモリーは6GB、ストレージは128GB(最大512GBのmicroSD対応)。
ディスプレーは6.7型FHD+有機EL(2400×1080ドット、20:9、リフレッシュレート90Hz、DCI-P3対応、HDR10+対応)を採用。カメラは広角(1億800万画素、F1.9)、超広角/マクロ(800万画素、F2.2、118度)、深度センサー(200万画素、F2.4)、そしてフロントカメラ(3200万画素、F2.25)を搭載している。
ネットワークは5G(5G+4GのDSDS対応)、通信機能はWi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5.0、NFCに対応。インターフェースはUSB Type-C(USB2.0)、3.5mmヘッドセット端子を用意する。
本体サイズは約76×166×8.25mm、重さは約185g。IP52の防滴防塵性能を備えており、5000mAhのバッテリーを内蔵している。
一方、「motorola edge 20」はOSにAndroid 11、SoCにSnapdragon 778G(オクタコア)を採用。メモリーは6GB、ストレージは128GB。外部ストレージには対応しない。
ディスプレーは6.7型FHD+ p有機EL(2400×1080ドット、20:9、リフレッシュレート144Hz、DCI-P3対応、HDR10+対応)を採用。カメラは広角(1億800万画素、F1.9)、超広角/マクロ(1600万画素、F2.2、119.2度)、望遠(800万画素、F2.4、光学3倍)、フロントカメラ(3200万画素、F2.25)を搭載している。
ネットワークは5G(5G+4GのDSDS対応)、通信機能はWi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.2、NFCに対応。インターフェースはUSB Type-C(USB2.0)を用意する。
本体サイズは約76×163×6.99mm、重量は約163g。IP52の防滴防塵性能を備えており、4000mAhのバッテリーを内蔵している。
両者の違いはSoCやリフレッシュレート、
バッテリー容量やカメラの有無など細かく多い
両者の主な違いをまとめると、SoC(処理性能)、ディスプレーのリフレッシュレート、microSDカードスロットの有無、超広角カメラの画素数(画角もほんのわずかに違う)、望遠カメラの有無、Wi-FiとBluetooth、3.5mmヘッドセット端子の有無、バッテリー容量、本体サイズ/重量、カラーということになる。
基本的には「motorola edge 20」のほうがスペックは上だが、「motorola edge 20 fusion」はmicroSDメモリーカードスロット、3.5mmヘッドセット端子を搭載し、バッテリー容量が1000mAh多いと、勝っているポイントもある。両機種を選ぶ際には、すべてにおいて「motorola edge 20」がスペックが上なわけではない点には留意してほしい。
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