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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第315回

山根博士のグロスマレビュー

15600mAhの超巨大バッテリー搭載、日本の技適もあるスマホ「Oukitel WP15」

2021年10月30日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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巨大すぎるバッテリー
アウトドア向けの機能も充実

 WP15の1万5600mAhバッテリーはメーカー公称値が通話130時間、スタンバイ1300時間(約54日)、オンラインビデオ視聴35時間、MP3再生247時間とのこと。実際に使ってみると、普通の使い方で3日間使用してもバッテリー残量は30%程度残っており、かなり長時間使うことができそうだ。なお充電は18W(9V / 2A)に対応するが、バッテリー容量が一般的なスマートフォンの3倍程度あるため、ゼロから100%まで充電するには数時間かかる。

 OTGケーブルを使えばリバース充電が可能で、ほかのスマートフォンの充電もできる。5000mAh程度のスマートフォンを2台は十分充電できるわけだ。

OTGケーブルを使い他のスマートフォンを充電可能

 WP15が威力を発揮するのはアウトドアでの利用だろう。背面の4つのLEDライトはまったく明かりのない場所でもあたりをかなり明るく照らしてくれるし、フラッシュライト機能を使いSOSの点滅を発信することもできる。

アウトドアで威力を発揮するWP15

4つのLEDライトは強力だ

 ToolBagアプリはアウトドア向けのツールを一括で起動できる。内蔵されているツールは「コンパス」「音量計」「絵画ハンギング」「水準器」「高さ計測」「拡大鏡」「緊急発信」「水平器」「角度計測器」の9つ。別途アプリを入れなくてもよく、またToolBagを起動すればこれらアプリをすぐに利用できるのが便利そうだ。

コンパス

音量計

拡大鏡

水準器

水平器

分度器

4800万画素をフル活用できるカメラアプリ

 WP15のカメラアプリのインターフェースは一見するとごく一般的だ。しかし4800万画素カメラの性能をフルに生かす設定になっている。カメラを起動すると「1X」と等倍のボタンが見えるが、このボタンを押すと「2X」、2倍とのトグル切り替えとなる。超広角カメラを搭載していないため等倍以下の倍率はなく、また2倍を超えるデジタルズームも搭載しない。

 さらにカメラの解像度は4800万画素(4:3)、4500万画素(16:9)、3500万画素(18:9)のみが利用できる。一般的な中国系のスマートフォンは1200万画素相当で標準撮影し、高画質で撮影する際は切り替えが必要だが、WP15は逆に画質を落とした撮影モードは搭載していない。これにより常に高画質な写真の撮影が可能であり、撮影後の写真の一部を切り取って疑似的に望遠(拡大)しても画質の劣化が少ないわけだ。

(左)カメラ起動画面。(右)設定項目一覧。低画質の撮影モードは非搭載だ

 動画撮影はフルHDまでで4Kには対応しない。これはチップセット性能を考えてのことと考えられる。カメラのモードは「動画」「Face beauty」「画像」「ボケ」「マクロ」「More」で、MoreからはHDRやスローモーション、モノクロ、夜景、プロモードなどを選択できる。

(右)動画撮影の設定画面。(右)Moreから選択できるモード一覧

 それでは実際にWP15で撮影した作例をいくつか紹介する。

等倍撮影(4800万画素)

2倍撮影(4800万画素)

モノクロ撮影(4800万画素)

ボケ最大撮影(4800万画素)

10cm近距離撮影(4800万画素)

マクロ撮影(200万画素)

【まとめ】日本での正規販売来るか?
タフネスボディーと超特大バッテリーを体験してほしい

 タフ仕様のスマートフォンは海外の端末通販ショップなどで複数の製品が販売されているが、WP15は5Gに対応しており、しかも1万5600mAhの特大バッテリーを搭載している点が大きな差別化ポイントとなるだろう。また日本の技適を取得しているので日本でも使えるのはうれしい限りだ。シャオミなど大手メーカーが次々とコスパに優れた低価格モデルを投入する中、中堅メーカーはこのWP15のように他社にはない特徴を持った製品でぜひ市場を盛り上げてほしいものである。

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