スクーターでATの走りを学ぶ
7時限目はAT車の体験教習。クラッチのない排気量400ccクラスのスクーターに乗って、今までのバイクとの違いを体験してみよう、というものです。スクーターの場合、まずペダル操作はありません。すべてハンドル側で操作します。右手レバーはフロントブレーキ、左手レバーはクラッチの代わりにリアブレーキとなります。
「スクーターというから、小さなバイクだと思っていたんですけれど……このバイク、今までの教習車(CB400 SUPER FOUR)より大きいんですけれど」「今日はもう終わった……」とボヤく唯さん。手押しをして、それまでの教習車よりも重たい車体に唖然とします。
早速乗車しエンジンスタート。まずは発進と停止を繰り返しながら、バイク操作を学びます。ここら辺は初回教習と一緒です。
続いて左手ブレーキを多用しながらの小回りと交差点の練習。これがなかなか難しいようで、かなり苦戦する唯さん。ある程度慣れたところで、指導員の後ろを走りながら、次の教習からのコースを覚えます。とはいえ、課題部分は走行できないため、あくまでもコースのみ。ゆったりとマイペースで、どこかおっかなびっくりの走りをしながら、懸命に指導員の後をついていきます。こうして教習は終了。
そして手押ししてバイクを元の位置に戻そうとするのですが、あまりの重たさに唯さんは涙目に。倒しそうになりながらも、何とか所定位置にバイクを戻すことができました。「ATだからカンタンだと思っていたんですけれど、ATはATの難しさがあるということがわかりました。あと、とにかくバイクが重たい……」と、想像とは異なる教習に息も絶え絶えの唯さんでした。次は1段階の最終段階に挑戦します。はたして無事2段階に歩みを進めることができるのでしょうか?
唯さん装着のライディングギアを紹介
レインボーモータースクール和光でバイク教習を受ける際には、長袖と長ズボン、そしてライディングシューズか皮のブーツでなければなりません。そこで今回から、唯さんが教習の時に着用していたウェアをご紹介したいと思います。
今回唯さんが着用しているジャケットは、今春に登場したばかりのエアーコンテンドジャケット。メッシュ素材で、通気性は抜群な上に、立体裁断によりライディングフォームにマッチした、まさにバイク乗りにピッタリな1着。背中と肘にはソフトプロテクターを配置しているほか、走行風のバタつきを抑えるウエスト、裾、袖にはサイズ調整用タブ、夜間走行に備えて各所にリフレクターを装備するなど、機能性に優れた一着に仕上げられています。
デザインもスポーティーテイストながら、抜け感のあるカジュアルなスタイリング。左胸と背面の腰付近にHondaのマークがある程度で、パッと見た感じはスポーツウェアに見えます。
細身ストレートシルエットのデニムパンツは、ストレッチデニム素材を使用した機能性とフィット感に優れたもの。膝部分にはソフトプロテクターを備えているので、万が一の時でも被害を最小限にしてくれます。デザインもフロントに3ヵ所/バックに2ヵ所の5ポケットというオーセンティックなもので、街歩きした際「いかにも」感が少なくて◎。でありながら、バックポケットはウイングをモチーフにした刺繍が施され、ほかにはないオシャレな一着に仕上げられています。また、女性用のサイズがあるのもうれしいところ。
Honda Dreamなど、Honda二輪車正規取扱店で販売していますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
【次回予告】
シミュレーターもスクーター教習もクリアした唯さん。次回はついに「みきわめ」の時間です。
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