10月6日、NTTドコモが冬春モデルの新商品とあわせて5G対応ノートPC「ThinkPad X1 Nano」の販売を開始しました。残価設定型の購入プログラムの対象にもなっており、「携帯キャリアからノートPCを買う」新たな選択肢が注目されています。
ドコモの個人向けPC販売は初
これまでドコモは法人向けにノートPCを販売してきたものの、個人向けは初めての取り扱いとのことです。しかしレノボ直販や量販店などがすでに販売しているThinkPad X1 Nanoを、なぜドコモが販売するのでしょうか。
ドコモは5Gのネットワークを活用してもらう取り組みとして、パートナー企業のデバイスを展開する「マイネットワーク構想」を掲げています。このマルチデバイス展開の中に、5G対応のノートPCが加わったという位置付けです。
ドコモの担当者によると、複数の機種を比較検討した上で、939gと比較的軽いこと、持ち運びに耐える耐久性などの点からThinkPad X1 Nanoを選定したとのこと。今回は第1弾であり、好評であれば今後の製品展開が続く可能性もあるそうです。

この連載の記事
- 第270回 iPhone値上げ、Pixel躍進──2022年のスマホを振り返る
- 第269回 アップル「iPad(第10世代)」なぜ値上げ?
- 第268回 iPhone「mini」ユーザーはどこへ向かうのか
- 第267回 アップル「M2 MacBook Air」M1ユーザー視点でレビュー
- 第266回 iPhone値上げ 高コスパAndroidにチャンスはあるか
- 第265回 アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22
- 第264回 メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した
- 第263回 在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り
- 第262回 出張用のPCやモバイル回線を見直した
- 第261回 アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある?
- 第260回 楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか
- この連載の一覧へ