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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第187回

格安SIM契約で1円も可! こんな時期だから、エントリーAndroidスマホのシャオミ「Redmi 9T」に注目した

2021年09月19日 15時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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Androidスマホの中でも
シャオミのクセのある操作性は少し慣れが必要かも

 さて、良いことばかり書いてきたが、Redmi 9Tには足りない部分もある。まず、Felicaや防水への対応が無い点。

 そして、日常的に利用する上で気になるのはシャオミ独自のMIUIの操作系だ。Androidスマートフォンであることに違いはなく、アプリも普通に使えるのだが、若干独自の操作性になっている部分がある。たとえば、アプリのタスクキルの方法などだ。

 一般的なAndroid端末では横並びのタスクを上方向にスワイプして終了させるが、Redmi 9Tはタイル状に並び、左右にスワイプする。この違いがなかなか慣れないこともあって、不要なアプリのタスクを終了したい場合に戸惑う。シャオミ端末でも機種によってはタスクを横並びにして上スワイプで終了という設定にできる機種もあるが、Redmi 9Tは現時点では不可能だ。

タスク切換え画面。タスクキルはそれぞれを左右にスワイプする。上方向ではない

 また、アプリをインストールした後の完了画面に広告が挟まれているのもシャオミ機の特徴。インストールしたあとの画面がいつものAndroid機とは違うので戸惑う。この場合、焦らずに右下の「開く」をタッチすればインストールしたアプリが起動する。

Google Playでアプリをインストールした後、広告が表示される

 設定で回避できる点部分では、システムナビゲーションをボタンにした際、戻るボタンが右なのがシャオミ機のデフォルトだ。Redmi 9Tで戻るを左にするには「設定」→「追加設定」→「全画面表示」で、ミラーボタンをオフに変更する。

戻るボタンの左右の入れ替えは「ミラーボタン」をオン/オフで

そもそも1万円台後半とお得な機種だが
回線セットなら1円入手も可能

 家電量販店などで単体購入しても1万円台後半というRedmi 9Tだが、回線とセットなら割引価格で購入できる。

 現在、本体一括1円での販売を確認したのが、goo SimsellerにY!mobileのオンラインストア。前者はOCN モバイル ONEの音声SIMの契約が前提、後者はMNPでの新規加入で1円で購入できる。なお、OCN モバイル ONEは加入時に3000円強の手数料などがかかるため、Y!mobileのほうが初期費用は少ない。

 維持費の点からMVNOの格安SIMがよく、初期費用も抑えたいならIIJmioでは10月31日までのセールで110円で販売している。MNPでの新規契約が条件だが、同時に事務手数料1円のキャンペーンを実施しているので初期費用と月々のコストという点ではIIJmioが有利だ。

 ほかにも、BIGLOBEモバイルでは税抜金額と同額のポイント還元が用意されているなど、家電量販店で単体購入するよりも、安く販売したり特典を提供しているケースは多い。

 上記のような安値販売のおかげか、新品単体購入よりも少し安価な未使用中古品も多く出回っている。中古機は保証の問題もあるが、回線加入なしで安く入手したいなら検討する価値がある。

ライバル機は「OPPO A73」か
5G対応機もエントリークラスに下りてくる可能性も

 機能的にいくつか足らない点もあるが、価格を考えればRedmi 9Tはかなり使える機種と言える。ほかに同等性能をもち、ライバルとなる機種はないのかというと、Redmi 9T同様に回線契約セットで1円で販売されることが多いOPPO A73だ。

 発売が2020年11月と間もなく1年だが、Snapdragon 662、4GBメモリー、64GBストレージは共通。単体購入ではもう少し高価なことが多いようだ。ディスプレーはOPPO A73は有機ELという違いがあり、サイズもわずかにコンパクト。また、OPPO A73もDSDV対応だが、nanoSIM+eSIMの組み合わせになる。eSIMを使ってみたいというのなら、OPPO A73を検討してみてもいいだろう。

 さらに今後は5G対応でエントリークラスのSIMフリー機が続々登場すると思われる。キャリア専売モデルでは、ソフトバンクから2万円強の「Redmi Note 9T」が発売されているが、もう少し上の価格帯だと「Redmi Note 10 JE」、そしてSIMフリー版もある「OPPO A54」が登場しており、SIMフリー市場にも動きが出てきそうだ。

 高価な最新ハイエンド機を追いかけることに疲れたら、“使える”エントリー機を検討してみていはいかがだろうか。

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