外国人の応募から採用までオンラインで完結できるサービス
採用コストと煩雑な手続を一気通貫で解決
アストミルコープは8月5日、東南アジアなど海外在住の外国人材の選考から入国までをオンラインで完結できるリクルーティングサービスについて、ビジネスモデル特許を出願したと発表。
海外在住の外国人材の雇用では面接や選考の過程で、企業側が東南アジアなど海外現地に赴くことがほとんどだった。そのため、渡航スケジュールや候補者の面接日程の調整、渡航費や宿泊費の増大など、募集から面接に至るまでにかかる時間とコストが課題となり、おもに中小企業には大きな負担となっていた。
同社のオンラインリクルーティングサービスは、採用対象となる海外在住の外国人材の応募から面接、そして入国手続までを全てオンラインで行なうことで、外国人材雇用に関する課題解決を可能にするという。
特徴として、職務経歴書などの書類はクラウドで管理し、書類選考もPCやスマホで完結できる。また複数の面接官が、さまざまな地域に住む候補者と、いっぺんに話すことができ、今いる場所から面接に同時参加が可能。さらに面接までのリードタイムが短くなり、タイムラグによる機会損失を防ぐこともできる。オンライン面接は応募者側にもメリットがあり、自宅にいながら応募と面接が可能。書類の郵送も不要なため、これまで距離や時間、費用が原因で応募できていなかった、また能力はあっても機会に恵まれなかった外国人材も対象となるとのこと。