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【今月の自作PCレシピ】20万円で組む！フルHD＠60fpsプレイを楽しむ魅せるゲーミングPC

2021年08月14日 13時00分更新

文● 藤田忠　編集●北村／ASCII

　動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

　そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

　秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

いま予算20万円で買えるゲーミングPC構成

　PCを購入あるいは自作する際の目的として最も挙げられるPCゲーミング。144Hzの高リフレッシュレート駆動や高解像度プレイなどのゲーミングスタイルを目指すと、Radeon RX 6700やGeForce RTX 3070などの最新世代ハイエンドクラスが必要で、予算はビデオカードだけに10万円前後となかなか厳しい価格になってしまう。半導体不足の影響でビデオカードの大幅な値下がりには期待できないだけに、いまの予算の範囲内で組むか、じっと我慢して予算を増やすか悩みどころだ。

　ここ最近は、TSUKUMO eX. 石井さん提案の「128人対戦のBF2042に備える小型ハイスペックゲーミングPC」や、ドスパラ秋葉原本店上岡さん提案の「隅々までMSIづくし！ GeForce RTX 3070搭載のハイスペックゲーミングPC自作」といった、ハイエンドビデオカードを組み合わせた予算30万円前後のハイスペックな自作PC構成を紹介してきたので、今回は予算を20万円前後までに抑えたレシピをショップスタッフに考えてもらうことにした。

　レシピはゲーム好きのスタッフが多いパソコンショップアークにお願いした。はじめてのPC自作も想定して、予算20万円とともにPCを好みのカラーで彩って楽しむという要素も追加した魅せる系ゲーミングPCを考えてもらったので紹介していこう。

銀座線末広町駅に近い場所にあるパソコンショップアーク。ゲーム好きのスタッフなど、個性あるスタッフと、豊富な品ぞろえが特徴の老舗ショップ

フロアマネージャーの渋谷義寛さん。ゲーマースタッフのひとりで、店頭で流れているFFXIVのアライアンスレイド戦のプレイ動画など、同氏作の動画も多い

　20万円という予算内で、フルHD@60fpsゲーミングと、LEDイルミネーションデバイスで好みのカラーで彩る魅せる要素を狙った今回のレシピは、定番、鉄板と言われるPCパーツで構成されている。目新しさは少ないが、豊富な実績とネット上の情報で、初めての組むユーザーでも不安なく組めるだろう。

パソコンショップアークの渋谷さんが構成する総額19万9529円のゲーミングPC

LEDデバイスを使った彩りのある魅せるゲーミングPC
CPU	Intel「Core i7-11700」（8コア/16スレッド、2.5～4.9GHz）	4万4801円
CPUクーラー	サイズ「虎徹 MarkII（SCKTT-2000）」（120mm、サイドフロー）	3750円
マザーボード	ASUS「TUF GAMING B560-PLUS WIFI」（Intel B560、ATX）	1万7981円
メモリー	G.SKILL「TridentZ Neo F4-3200C16D-16GTZN」（DDR4-3200、8GB×2枚）	1万4480円
ストレージ	CFD「PG3VND CSSD-M2B1TPG3VND」（PCIe4.0×4 NVMe M.2 SSD、1TB）	2万980円
ビデオカード	MSI「GeForce GTX 1660 SUPER GAMING X」（GeForce GTX 1660 SUPER、GDDR6 6GB）	5万9800円
PCケース	NZXT「H510 マットホワイト/ブラック（CA-H510B-W1）」（ミドルタワー、ATX）	1万420円
電源ユニット	FSP「Hydro GSM Lite PRO 650W（HGSｰ650M）」（80PLUS GOLD、650W）	8250円
ファン	IN WIN「Luna AL120 3基パック（FN-AL120-3PK）」（120mm）	3300円
OS	Microsoft「Windows 10 HOME 64bit DSP版」	1万5767円
総額（税込）		19万9529円