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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第68回

【今月の自作PCレシピ】20万円で組む!フルHD@60fpsプレイを楽しむ魅せるゲーミングPC

2021年08月14日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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PCIe4.0対応SSDや大型CPUクーラーを搭載

 ストレージには、リード4950MB/sec、ライト4400MB/secのアクセス性能を備えるCFD「PG3VND」シリーズを選択。容量は1TBで、複数のゲームデータとともに写真や動画を余裕で保存しておける。

 また、16スレッドCPUを静かに冷却するサイズのサイドフロー型CPUクーラー「虎徹 Mark II」を追加。ゲームや動画編集などの高負荷が続く作業も最大パフォーマンスで不安なく行なえる。

速度はPCIe4.0 SSDの最高峰にはおよばないが、従来のPCIe3.0 SSDを超える性能を発揮するCFD「PG3VND」シリーズ。コスパも1TBで2万円前後と良好だ

120mmファンを採用する定番CPUクーラーのひとつであるサイズ「虎徹 Mark II」。静かにしっかりと冷却できる

ビデオカードとともにPCを彩るメモリー&RGB LEDファン

 今回のもうひとつのコンセプトとなるPCを彩る魅せる系要素。LEDイルミネーションデバイスにはビデオカードとともに、G.SKILL製LEDメモリーとRGB LED搭載120mmファンのIN WIN「Luna AL120」×3基を追加。そして、PCケースにはサイドパネルに強化ガラスを採用するNZXT「H510」を組み合わせている。

 「H510」は、発売以来人気となっているコンパクトミドルタワーPCケースで、シンプルなフラットデザインと白色、そして自作PC初心者でも組みやすい内部構造が魅力だ。ただ、標準構成ではやや吸気が弱い。この点はファン×3基の追加でクリアしている。フロントに「Luna AL120」を2基追加し、リアまたはトップを換装したり、標準搭載ファンを1基フロントに移し、フロント、リア、トップに「Luna AL120」を搭載したりできる。この辺はファンの光りの見え方次第で好みにカスタマイズしよう。

 電源ユニットは老舗電源メーカーFSPの650Wモデル「Hydro GSM Lite PRO 650W」を選択。80PLUS GOLD認証で、セミモジュラー方式の薄型フラットケーブル、日本ブランドコンデンサーの採用、7年製品保証など、信頼性、耐久性に不安のない仕様になっている。

美しく発光すると評判のメモリー、G.SKILL「TridentZ Neo」。DDR4-3200駆動の8GB×2枚セットだ

アドレサブルRGB LEDを搭載するIN WIN「Luna AL120」の3基パック。ファンブレードとともに、軸部がキレイに発光する

NZXTのコンパクトミドルタワーPCケース「H510」。シンプルなフラットデザインを採用する

スッキリした内部レイアウト。ケーブル隠しなど、魅せる系で大事な要素も備わっている

FSP製電源ユニットの「Hydro GSM Lite PRO 650W」。安心の7年間保証が付属する

セミモジュラー形式で、一部のケーブルには取り回ししやすいフラットケーブルを採用している

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