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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第68回

【今月の自作PCレシピ】20万円で組む!フルHD@60fpsプレイを楽しむ魅せるゲーミングPC

2021年08月14日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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安定感バッチリのインテルCPUと
安価なB560マザーで組む!

 8コア/16スレッドCPUのインテル「Core i7-11700」と、ケーブルレスで高速ネットワークを構築できるWi-Fi 6を搭載したB560チップセットを採用したマザーボードのASUS「TUF GAMING B560-PLUS WIFI」をベースに構成している。

扱いやすいTDP 65Wモデルとなる「Core i7-11700」。定格クロックは2.5GHzと低めだが、オールコアでも最大4.4GHzで動作する

コスパ優秀なB560チップセット採用マザーボードのASUS「TUF GAMING B560-PLUS WIFI」

電源回路の大型ヒートシンクや、M.2ヒートシンクなど、コストを抑えつつ、必要十分な機能が備わっている

2.5ギガビットLANやWi-Fi 6、USB Type-Cポートなど、インターフェースが充実している

ビデオカードは「GeForce GTX 1660 SUPER」を搭載

 ビデオカードは、フルHD@60fpsゲーミングがターゲットになるNVIDIA Turing世代ミドルレンジGPUの「GeForce GTX 1660 SUPER」を搭載するMSI「GeForce GTX 1660 SUPER GAMING X」を組み合わせている。ゲーム画質は選ぶが、さまざまなゲームを快適にプレイできるパフォーマンスを備えるほか、PCを軽く彩るLEDイルミネーションギミックも搭載している。

 さすがに20万円は超えてしまうが、長らく店頭から消えていたNVIDIA最新世代ミドルハイGPU「GeForce RTX 3060 Ti」も在庫が復活しているので、ここのラインを狙うのもありだ。価格は最安価格帯のモデルでも、2万円程度アップする8万円前後になるが、GeForce RTX 3070に迫る性能を発揮するので、下位のRTX 3060よりもおすすめと言える。MSI「GAMING X」シリーズの「GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LHR」も発売済みだ。

GeForce GTX 1660 SUPER GDDR6 6GBを搭載するMSI「GeForce GTX 1660 SUPER GAMING X」

WQHDゲーミングも視野に入るGeForce RTX 3060 Ti搭載の「GeForce RTX 3060 Ti GAMING X 8G LHR」。価格は8万7000円前後になっている

 また、取材時には想定売価や、性能情報が出ていなかったRadeon RX 6600 XTだが、最安価格帯のモデルならGeForce RTX 3060に迫る性能で、5万5000円前後で購入可能になっている。

 加藤勝明氏のレビューにある通り苦手要素があり、GeForce RTX 3060/3060 Tiと比較すると、購入するRX 6600 XTの価格次第では、ちょっと微妙になる。とは言え、GeForce GTX 1660 SUPERからは、確実に性能が上回るうえ、価格もMSI「Radeon RX 6600 XT GAMING X 8G」は、同価格帯なのでおすすめだ。

MSI「Radeon RX 6600 XT GAMING X 8G」。実売価格は5万9950円。構成案にあるMSI「GeForce GTX 1660 SUPER GAMING X」とほぼ同じ価格で、性能はRadeon RX 6600 XTのほうが上だ

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