AI除菌清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」福島県南相馬市 寄贈式 開催官公庁舎での稼働は全国初
アイリスオーヤマ株式会社
アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は福島県南相馬市役所に、AI除菌清掃ロボット「Whiz i(ウィズ アイ)アイリスエディション」1台を寄贈し、本日、同市役所で寄贈式を行いました。
南相馬市は「ロボットのまち」を目指して地域企業のロボット導入に向けた支援を進めており、福島イノベーション・コースト構想(※)の一環として、福島県が整備した福島ロボットテストフィールドを中心に、ロボット関連企業が進出しています。
また、アイリスグループの一社である株式会社アイリスプロダクトは、来年3月に南相馬工場を稼働する予定で、同市との連携を深めています。「Whiz i アイリスエディション」の官公庁舎での稼働は、南相馬市役所が初めてです。
福島イノベーション・コースト構想(※)に呼応し、地域企業のロボット導入に向けた支援や福島ロボットテストフィールドの活用促進へ貢献する活動の一環として寄贈に至りました。今回の寄贈を機会に、両者は官公庁におけるロボットソリューションの拡大と浸透に向けて協業していきます。
当社は今後もロボット事業を通じて社会に貢献するとともに、被災地の復興を引き続き支援していきます。
【福島県南相馬市 市長 門馬 和夫 様より】
この度はAI除菌清掃ロボットの寄贈を頂き、誠にありがとうございます。
特に震災以降、新工場建設や農業復興支援など、幅広い支援をいただいています。
今回の寄贈で、よりロボットが市民の皆さんの身近な存在となり、「ロボットのまち」を理解していただくために使用していきたいと思います。
【アイリスオーヤマ株式会社 取締役 BtoB事業グループ 本部長 石田 敬より】
「ロボットのまち南相馬」でロボットが活躍しているところを市民の皆様に実際に見てもらい、触れてもらうことで、ロボットと私たちの融合を通した街づくりに貢献できればと思っています。
コロナ禍で人と人が接触することにリスクが生じる中で、引き続きロボットによって社会貢献を進めていきます。
■「Whiz i アイリスエディション」について
床清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーで、ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO : 富澤 文秀)が提供する「Whiz i」を、業界に合わせたオプション開発を可能にした製品AI除菌清掃ロボットです。
・本体サイズ(ハンドル収納時…幅:470mm×全長:480mm×全高:661mm
・本体重量(バッテリー内蔵)…約34kg
・清掃能力…約500平方メートル /時間
・連続稼働時間…約3.6時間(ノーマルモード)/ 約1.8時間(パワーモード)
・集塵容積…6.3L(紙パック)
・バッテリー…リチウムイオンバッテリー
・充電時間…約5時間
・充電器電源…100-240V AC
・安全機能…障害物検知(LiDARセンサー、3Dカメラ)
・衝撃検知(センサー搭載バンパー)…異常検知・落下防止(段差センサー、車輪浮き検知センサー)異常時ブレーキ機能
・付属品…ブラシ、紙パック×10、充電器、電源ケーブル、お知らせブザー、マイクロファイバークロス、
ホームロケーションコード×10、トレイ、ブレード、HEPAフィルター、バキュームモーターフィルター
・オプション品…外部デバイスへの給電用外付コネクタ
※ 東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。