中学・高校向けのSDGs教材「iina」、学生のインプット&アウトプットを養う+教員の負担を軽減可能
Dropは、中学校・高等学校向けにSDGsの授業が行なえる教材「iina」を7月1日にリリースする。
中学・高校の新しい学習指導要領では、社会に出てからも学校で学んだことを生かせるように「学びに向かう力・人間性」「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力」の3つの力をバランスよく育むことを目指している。3つの力を伸ばすために、学校の授業では世界共通の目標であるSDGsが注目されている。
だが一方で、総合的な学習の時間や探求の授業でSDGsを扱うために、SDGsの教材研究をしたくても適切な教科書がなかったり、生徒分のテキストを購入する予算がなかったりと授業づくりのしにくい状況があるという。そこで、中高生が学校で十分にSDGsを学べる環境を作る一助となるため、SDGs教材「iina」を開発し、その一部を希望する教員・学校に無償配布することを決めたとのこと。
本教材は、座学で知識をインプットするだけでなく、中学生・高校生がSDGs知識を得て自ら思考・判断して考えたことを表現できるとのこと。教材の資料は、1目標につき、30枚程度のスライド教材と各教材に対する指導のねらい・学習活動・留意点をまとめた資料、授業内で生徒が使用することを想定した問いのワークシートの3種類。
なお、本教材は、イントロダクションと目標12の教材のみの無料版と、無料版の内容に加えて他の全16目標分の教材を加えた有料版(10万円)の2種類。教材の申し込みはiina公式ページからできる。
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