パスワードから解放される日は遠くない
アップルではこれまでも、サインインへのわずらわしさを取り払おうと努力を続けてきた。
「Sign in with Apple」という機能は、アプリやウェブサイトでApple IDを使ってアカウントを作り、サインインするときもApple IDで完了するものだ。メールアドレスの確認や新しいパスワードを考える必要がない。
将来的にPasskeyが実現されれば、「パスワードを忘れたから再発行」という煩わしい手続きをしなくてすむかもしれない。サービス提供側としても、ユーザーがパスワードの呪縛から解放されることで、ログイン時に離脱されることなく、サービスを積極的に使ってもらえるようになるかもしれない。
アップルのPasskeyの取り組みは始まったばかりのようだが、パスワードから解放される未来が来る日もそう遠くはなさそうだ。
この連載の記事
-
第197回
トピックス
なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説 -
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは -
第190回
トピックス
KDDI対ソフトバンク “快適な5G”競争に本気出す -
第189回
トピックス
ドコモはユーザーの期待を裏切らないよう、品質改善に資金をつぎ込んでいくべきだ -
第188回
トピックス
楽天・三木谷氏、モバイルの次は“AI” アマゾンとの違い強調 -
第187回
トピックス
能登半島地震、携帯キャリア“異例”の共同会見 ライバル同士が手を取り合い、復旧活動する時代に? - この連載の一覧へ