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高性能CPU&GPUが本領を発揮する注目作!

WQHDで60fps以上! ケモノオープンワールドRPG「BIOMUTANT」をRyzen 5 5600X&Radeon RX 6700 XTで遊んでみた!

2021年06月17日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ジサトラハッチ

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攻略の決め手となるキャラクターメイキング

 さて順序が逆になったが、ゲーム開始時に重要なのがキャラクターメイキングだ。種族は、敏捷性が発達した擬人種族「プライマル」、肉体的な強さに秀でた「ダムドン」、肉体・精神の両面に優れる「レックス」、頑健で回復力が高い「ハイラ」、精神力が高度に進化した「フィップ」、形態と外観を機能に優先させた「マーゲル」の6種類が存在し、「生命力」「腕力」「知性」「俊敏性」「カリスマ」「運」のパラメーターが異なっている。すべてに勝る種族は存在しないので、どれを選ぶか悩んでしまう。

 とはいえ、レベルアップの際には任意のパラメーターを強化可能。また、バイオ汚染に接触すると「バイオポイント」を取得でき、ミューテーション能力をアンロックできる。あまり最初のパラメーターにこだわらず、見た目の好みで選んでもよいだろう。

種族を選んだあと、さらにパラメーターを調整でき、耐性(焦熱、寒冷、バイオハザード、放射能)、毛皮、メインカラー、サブカラー、クラス(デッドアイ、コマンドー、サイフリーク、サボター、センチネル)などの変更により外観が大きく変わる

レベルアップの際には任意のパラメーターを強化可能

バイオ汚染に接触すると「バイオポイント」を取得できる

バイオポイントを使用するとミューテーション能力をアンロックできる

 自身のレベルアップと同じぐらい重要な要素が武器のクラフト。部品を分解したり、組み合わせることで、独自の片手、両手持ちの近接武器を作成したり、リボルバー、ライフル、ショットガンなどの銃器をカスタマイズ可能だ。

クラフトで「トゥーデント」と「ノコギリ」を組み合わせると「ノコギリ トゥーデント」を作れる

「旧世界のクロンクフィスト」は冒険序盤に入手できるアイテム。特定の壁を破壊できるが、武器としても利用できる

「Ryzen 5 5600X」&「Radeon RX 6700 XT」環境での快適度は?

 最後に、BIOMUTANTがAMDのプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテストに用意したのは、CPUは「Ryzen 5 5600X」(6コア12スレッド)、GPUは「Radeon RX 6700 XT」だ。

CPUに「Ryzen 5 5600X」、GPUにミドルレンジクラスの「TUF-RX6700XT-O12G-GAMING」を用意し、フレームレートを検証している

 グラフィックはインストール時のデフォルト設定を元に、「フルHD(1920×1080ドット)」「WQHD(2560×1440ドット)」「4K(3840×2160ドット)」のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。

 手頃なRyzen 5 5600XにミドルレンジGPUのRadeon RX 6700 XTを組み合わせてみたが、フルHDで平均73.5fps、WQHDで平均67.2fps、4Kで平均45.5fpsのフレームレートを記録している。WQHDの最小フレームレートで55.7fpsに達しているので、今回のハードウェア構成では、WQHD解像度でのプレイがベストマッチといえそうだ。

オープンワールドアクションRPGとして
やりこみ要素が豊富な注目すべき1本

 ミュータントの擬人種族を主人公にしているだけに、武器や道具だけでなく、自らの身体まで突然変異できるという点も鑑みると、キャラクターを育て上げる自由度は非常に高い。ややストーリー内でのキャラクターの言い回しが独特で理解しづらい箇所もあるが、異種族の会話ということで納得感はある。このBIOMUTANTはやりこみ要素の多いオープンワールドアクションRPGとして注目すべき1本だ。

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